南米では隠れた高級ワインとしてワイン通に人気のあるチリ・ワインですが、そのチリ・ワインに負けるなとばかりブラジルのワインの産地として知られるリオ・グランデ・ド・スル州セーラ・ガウーシャ市では、生産者らが力こぶを入れて白ワインを製造しました…

冬に入りつつある南米各国ではインフルエンザが猛威を振るい始め、ブラジル保健省は流行地域への渡航自粛を呼びかけています。特に隣国のアルゼンチン（患者数1,213人で7人死亡）及びチリ（患者数4,315人でうち4人死亡）への渡航延期勧告を出し、今ではアメ…

25日付フォーリャ・デ・サンパウロ紙が報じたところでは、2008年度の「世界の百万長者」数は、金融危機の影響により2007年度より15％減少し860万人だったことが分かりました。この調査は、米カプジェミニ・コンサルタント社とメリル・リンチ銀行が行ったそう…

テレビ番組司会者のシュッシャ・メネゲルさん（46歳）が、過去のヌード写真を番組内で無断使用したとしてバンデランテ放送局に損害賠償を求めていた訴訟で、リオ地裁は22日、シュッシャさんの訴えを認め、400万レアル（約2億円）の支払いを命じる判決を下し…

昨年7月から相次ぐインターネット回線「スピーディー」（日本でいうＡＤＳＬのこと）の不具合に対して、国家電気通信庁は22日、テレフォニカ社（スペイン系の電話会社）に何らかの改善予防策を取るよう命じました。 30日以内に国家電気通信庁に改善策が提出…

オ・エスタード紙が独自で調査、報じたところでは、これまで男性が主流だったコカインなどの麻薬の過剰摂取（オーバードーズ）で、女性の中毒入院患者が、過去2年間で倍増したとしています。同紙が、2006年から2008年にかけてサンパウロ市内の公共病院や診察…

ブラジル厚生省が18日に発表した「国民の性生活」実態調査によると、特定の相手以外と性関係を持つカジュアル・セックスの割合が増加する一方、コンドームなど避妊用具の使用率が低下していることが明らかになりました。調査は生殖可能年齢とされる15歳から6…

オ・エスタード紙が報じたところによると、半年前に航空業界に参入したアズール航空が、国内線のシェア3位に躍り出ました。民間航空庁が発表したものです。 同社は、昨年12月に営業を開始したばかりですが、格安航空運賃の設定、タム航空、ゴル・バリグ航空…

7月の主要7カ国（Ｇ７）サミットを前にＢＲＩＣｓ（ブラジル、ロシア、インド、中国）の首脳会合が開かれましたが、各国間の経済競争や政治体制の違いなどが障害となり、不協和音が目立ちました。 首脳会合は16日に開かれ、国際金融機関の改革や新機軸通貨構…

秋から冬に入りつつあるブラジルでは、新型インフルエンザの感染者が増加しつつあります。厚生省が15日発表したところでは、インフルエンザ感染者がサンパウロ州で4人、連邦直轄地で1人確認され、前日より5人増加、国内の感染者総数はこれで74人になりました…

現地のエスタード・デ・サンパウロ紙によると、連邦政府は景気浮揚のため総額5000億レアル(約2兆5000億円)をインフラ整備に投資すると発表しました。投資は2014年までの5年間に渡って行われます。 主な投資先は、2014年に開催されるワールドカップ（Ｗ杯）の…

マンテガ財務相は16日までに、4月に行なわれた主要20カ国・地域（Ｇ20）金融サミットで打診されていた債券引き受けについて、国際通貨基金発行額の100億ドル分を引き受ける意向を明らかにしました。 当初ブラジルは、45億ドル分の引き受けを考えていましたが…

中国製品は隣国アルゼンチンにおいても購買力が強く、ブラジル製品が押され気味になっています。ブラジルからアルゼンチン向けの今年の輸出は45.7％減少しているのに対し、中国からアルゼンチン向けは25.1％の減少で、ブラジルからの輸出の減少よりも小幅に…

連邦政府は8日にガソリンとディーゼル燃料の値下げを発表、9日から実施しました。2003年4月以来の値下げで、値下げ率はガソリンが4.5％、ディーゼルは15.0％です。 ただ、値下げと同時に燃料消費における経済支配介入納付金（税金の一種）も上げたため、ガソ…

英経済誌エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが世界140都市の住みやすさを調査、13日までにそのランキングを発表しました。それによると、サンパウロ市とリオデジャネイロ市は100点満点中69点で92位、日本の大阪は13位、東京はフランクフルトと並んで1…

エールフランス機４４７墜落原因についてフランスの運輸省事故調査局は12日までに、速度計の欠陥ではないかと指摘しています。墜落前、事故機の複数の速度計が一致していなかったことが判明しており、この不具合のため、不安定な気流に突入する適切なスピー…

経済危機で3月に9.0％にまで上昇した失業率が、4月になっても8.9％と高率のままです。就業者数は2,091万人、失業者数は204万人、平均給料は1,318レアルで、前月よりも0.7％減。 都市別の失業率はサルバドル12,.4％、サンパウロ10.6％、レシフェ10.2％、リオ6…

ゴイアス州の消費者保護センターは10日までに、同センターが電話会社「オイ」に電話回線の不通や使用料の不当請求などの業務改善命令を出したにも関わらず同命令を無視し業務を続けたとして、同州内において10日間の業務停止と州内の同社の利用者に対し5000…

米州35ヵ国で構成する米州機構の「第39回定期総会」で、1962年に同機構が除名したキューバの制裁決議を無効とする決定をしました。これでキューバの同機構への復帰の道筋がつき、議長を務めたセラヤ・ホンジュラス大統領は「冷戦は今日、この場で終わり。平…

2009年第１四半期の純益はイタウ・ウニバンコ銀行が20.15億レアル、ブラデスコ銀行が17.23億レアルで、純資産はイタウ・ウニバンコ銀行450億レアル、ブラデスコ銀行353億レアル、総資産ではイタウ・ウニバンコ銀行6,189億レアル、ブラデスコ銀行4,821億レア…

31日付フォーリャ・デ・サンパウロ紙は、同紙が実施した大統領3期連続就任を可能とする憲法改正の世論調査と現大統領候補の支持率の調査結果を発表しました。 大統領選のための憲法改正については、賛成が47％で反対が49％とほぼ拮抗していることが判りまし…

南極から寒気団が押し寄せ、ブラジル南部各地で今年一番の冷え込みが続いています。リオ・グランデ・ド・スル、サンタカタリーナ両州では、1日から2日にかけて初雪が観測されました。ウルペマ市（サンタカタリーナ州）では、作物に降りた夜露が霜に変わり、…

5月31日夜、リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス航空４４７便（エアバスＡ３３０―２００型旅客機）が、フェルナンド・デ・ノロンニャ諸島付近上空で消息を絶ちました。3日までに、ブラジル空軍が消息を絶った付近の海上で航空機の残骸らしい漂流物を…

2014年開催予定のＷ杯ブラジル大会の開催都市を国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）が決め、このほど12都市名を発表しました。開かれる都市は、リオデジャネイロ、サンパウロ、ベロ・オリゾンテ、ブラジリア、クリチーバ、フォルタレーザ、ポルト・アレグレ、レシ…

ブラジル連邦警察は1日までに、インターネット上で個人情報を盗み銀行口座から現金を引き出すという手口のオンライン詐欺を摘発し、80人を逮捕しました。被害総額は100万レアル（約5000万円）を超え、被害地域は12州に及んでいます。今後の捜査の進み具合で…

サンパウロ州教育委員会は8月から、2200の州立校に1万1000台の監視カメラを設置すると発表しました。同州では5月中旬から公立校生が校内で暴徒化するなどの問題が続いており、学校内での安全を確保するのが目的です。 計画当初は全5000校に導入する予定でし…