石油価格が5日には40.81ドル（28日現在38ドル）へと過去４年間での最低に落ち、サントス沖の深海油田（プレサル層）を開発する上でコストを下回る危険性が出てきました。現在のところ開発コストは35ドル程度で、まだ価格が上回っていますが、来年第１四半期…

ｻﾝﾊﾟｳﾛ市の東洋街を17世紀風の日本街に作り直すプロジェクト、「カミーニョ・ド・インペラドール（天皇陛下通り）」の第1期工事がこのほど終了。さきごろ装いを新たにしたリベルダーデ広場でジルベルト・カサビ市長らを迎えて完工式が行なわれました。第1期…

ブラジル人はいつの時代でも楽観的といわれますが、今回の金融危機に対しても楽観的のことに変わりはないようです。ノーヴァ・ＳＢ社がブラジル世論調査統計機関と共同で全国の16歳以上の消費者を対象に調査したところ、金融危機は知っており買い物の際には…

リオデジャネイロ州北・東北部で4、5日も豪雨が続き、各地で川が氾濫（はんらん）、12市で家屋が浸水するなどの被害が広がっています。リオデジャネイロ州北・東北部保安局が発表した20日までの被害状況は、5000家屋が倒壊、避難者は3万5000人に上っています…

日本ブラジル交流年実行委員会第3回総会が18日、東京の三田共用会議所で開かれ、ブラジル日本移民百周年、日本ブラジル交流年の幕引きが行われました。 実行委員会には委員150人が出席、業務多忙で欠席した麻生太郎総理大臣（同実行委員会名誉会長、日伯国会…

ブラジル日本移民百周年を記念してＮＨＫが、第59回紅白歌合戦にブラジルからの生中継をはさみます。ブラジルから生中継がはさまれるのは、15年ぶりのことです。今年の紅白は、「みんなでいっしょに。紅白」がテーマですが、ブラジルの日系人も一緒にという…

ロバート・ハーフ・コンサルタント会社が発表した今年の銀行、保険会社、再保険会社、保険代理店勤務者の年収は、重役で年間22万〜32万5千レアル（約880万円〜1300万円）で、支配人クラスは18万〜23万4千レアル（約720〜936万円）でした。この数字はブラジル…

子宮癌の治療の権威として知られる日系の女医・親川ナジールさん（53、ペローラ・バイングトン病院勤務）が12日夜、サンパウロ市西部リオ・ペケーノ区ドトール・ジョォン・ビエイラ・ネーベス街で3人組の強盗に襲われ射殺されました。姪の卒業式の祝いに妹を…

サッカー・フォワードとして名を馳せたロナルド選手が、サンパウロの名門テーム、コリンチアンスＦＣに入団しました。十二日発表されたもので、このところ精彩を欠いていた同選手の動向が注目されていましたが、古巣のブラジルで選手を続けることになります…

ジアリオ・デ・サンパウロ紙の報道では、今回逮捕されたのは主に刑務所外で麻薬の密輸と密売を担当、金の動きを監視、管理していたＰＣＣ（サンパウロ州第一コマンド）と呼ばれる犯罪組織の幹部7人。ＰＣＣは、サンパウロ州の刑務所や留置場の内部または外部…

オ・エスタード・サンパウロ紙の報じるところでは、11月のブラジルからのドル流出額が71億5900万ドルへ増大し、1999年1月以来（過去１０年間）で最高額になりました。景気後退で各企業の業績が落ち込み、その損失をカバーするため本国へ送金したり、外国人投…

ブラジル地理統計院（ＩＢＧＥ）が発表したブラジル経済の現状よりますと、2008年の第３四半期の国民総生産（PIB)は昨年同時期比で、6.8％上昇しています。1月から9月までの年間累積PIBは6.4％増加しており、第４四半期にPIBの増加が見られなくとも、この1年…

産油国の仲間入りをしようかというほどに油田発見が行われているブラジルですが、国内で販売されるガソリン価格の高さには、ドライバーたちが悲鳴を上げています。テンデンシア・コンサルタント会社の調べでは、ブラジルのガソリンの値段は国際市場価格より…

ここ数カ月のレアル通貨の下落で、毎年行なわれている世界237都市の「生活コスト・ランキング」で、ブラジルの各都市がそろって降下しました。リオは相変わらずブラジル国内で生活費の一番高い都市ですが、国際評価による調査結果では、生活費はラテン・アメ…

政府は、リオ、サンパウロ、カンピーナス3市間を結ぶ弾丸特急列車建設を計画、入念な利用客動員数調査などを行っていましたが、現在の経済情勢下での建設は無理として、建設構想案をいったん破棄する決定をしました。 この建設構想の白紙化は、連邦政府大統…

ブラジル政府は、地球温暖化防止対策について努力が語りない国だとの国際的な批判に対応、今後10年でアマゾン森林経済枠伐採を半分まで減らすなどの国家方針を固めました。1日に発表された方針では、2017年までに規定内アマゾン許容内伐採を5850平方キロまで…

鹿児島県とブラジルの交流を目的に2004年からブラジルへ研修生を派遣している鹿児島県は、５年の計画だったのを延長、さらに5年間継続すると発表しました。同県のブラジル派遣研修制度は、ブラジル鹿児島県人会創立90周年記念事業の一環として始められたもの…

ラテンアメリカの成長は金融危機で半減するだろうという見通しを、ドイチェ銀行の世界市場担当重役ロサーダ氏が述べています。同氏は、今年、ラテンアメリカ地域のＧＤＰ成長率は4.3％で、来年は2.3％に下がるとしています。その理由として、ラテンアメリカ…

現在のブラジルの人口は1億9420万人ですが、2050年には2億5410万人に達し、インド、中国、アメリカ、インドネシアに次いで世界で第5位になる見通しです。現在、ブラジルよりも人口の多い国は中国、インド、アメリカ、インドネシアの4カ国。2050年になって、…

金融危機の影響を受け、税収の低下が懸念されていましたが、連邦税収は予想に反して10月は654億9千万レアル（約2兆6200億円）の納税があり、税収の月間新記録を更新しました。昨年同月比で見ると、実質12.36％の増収です。危機の影響でレアルが下がり、確定…

現地紙の報道によると、220万レアル（約8,800万円）横領の容疑でジョン・スプランジド・ネット（22）がサンパウロ検察庁特殊知能犯課に逮捕されました。ジョン容疑者は銀行口座にインターネットを通して不正侵入、横領したもので、現在、サンパウロ市から51…

現地紙の報道では、サンパウロ市の軍警隊はサンパウロ市中心部の治安強化を図るため自転車隊を増強すると発表しました。軍警は現在、市中心部を巡邏している自転車隊は80台。これを60台増やし、総数140台でパトロールすることにしました。軍警隊は自転車によ…