英経済誌エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが世界140都市の住みやすさを調査、13日までにそのランキングを発表しました。それによると、サンパウロ市とリオデジャネイロ市は100点満点中69点で92位、日本の大阪は13位、東京はフランクフルトと並んで19位でした。この調査は毎年行なわれており、都市の住みやすさを社会の安定性、医療、文化・環境、教育、社会基盤の5つのカテゴリーで評価し点数化したものです。
この方式で最高得点の98点を獲得、1位に輝いたのはカナダのバンクーバー市。高度なインフラ整備と豊かな自然が評価されました。2位はビエナ市(オーストリア)、3位はメルボルン市(オーストラリア)、4位がトロント市(カナダ)、5位はパース市(オーストラリア)で、オーストラリアとカナダの都市が上位を独占しました。
評価されなかったのは、ジンバブエ共和国の首都ハラレ(38点)、ダッカ(バングラデシュ)、アルジェ(アルジェリア)で、これがワースト3でした。南米では、ブエノスアイレス(アルゼンチン)が61位、サンチアゴ(チリ)が64位、モンテビデオ(ウルグアイ)が66位でした。