中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラジル経済、リセッションを脱出

ブラジル経済は第2四半期に昨年最終四半期から2四半期連続マイナス成長でリセッションに陥っていましたが、GDP成長率が1.9%に回復、地理統計院ではリセッションから脱出したと見ています。地理統計院の発表では、第1四半期にGDP成長率が1.9%となり…

ブラジル、世界最初の投資格付け上昇

アメリカ格付会社ムーディーズの発表によると、ブラジルは投資適格において世界初となるBaa3に昇格しました。金融危機以降では、世界で一番乗りの格上げです。

ルーラ大統領、オリンピック招致に自信

東京とオリンピック招致で競合しているリオへの招致について、ルーラ大統領は、訪問先のニューヨークで外国メディアに対し、「美しさが他の競合都市より優れている」と述べ、招致実現に強い自信を示しました。 大統領は、東京やシカゴなど他都市の国では既に…

幼少期の肥満 心臓病20年早める

22日付のオ・エスタード・デ・サンパウロ紙が報じたところによると、サンパウロ市の心臓研究所の調査で、幼少期や少年期に肥満体型だった人は成人後、心臓病を発症する年齢が20年早まる可能性があると分かりました。肥満は血管の老化を早め、高血圧や動脈硬…

日航の直行便廃止方針で日系社会に怒りの声

経営再建を目指す日本航空が、成田―サンパウロ間の定期路線を2011年度までに廃止する方向で検討に入ったことに対し、日系社会では早くも「廃止反対」の声が上がっています。サンパウロ新聞は、「日本政府はことあるごとに、海外に在住する日系人は日本の財産…

「春分の日」(22日)降雨で寒さ増す

春に入ったブラジルでは、暑さが戻ってきたところですが、「春分の日」の22日、気象観測センターによると、サンパウロ州ではエルニーニョ現象の影響による気温低下と降雨が今週いっぱい続くという予報です。どうやら冬に逆戻りといったところのようです。 ま…

ドラマが原因?でブラジルの出生率低下

米テキサス大学の調査によると、視聴率の高いテレビドラマの影響で、ブラジルの出生率が低下しているそうです。同大学社会学者のジョセフ・ポッター氏は、1965〜1999年にテレビグローボで放映されたドラマの影響で、出生率が65%も下がったとしています。 ブ…

商売上手なブラジル大統領

ブラジルの戦闘機購入をめぐり、フランス、アメリカ、スウェーデン3国が売り込み合戦を繰り広げていますが、さきごろ、スウェーデンが先手必勝とばかりに大胆な行動に出ました。同国国防省のハカン・ジェブレル副長官が、「ラファル(仏戦闘機)の半額」と…

文部省のテストに合格すれば、海外の医大卒者にも国内資格付与

17日付フォーリャ・デ・サンパウロ紙が報じるところでは、ブラジル文部省は、国外で医師資格を取得した新卒大生が国内資格に切り替えるための試験を行うことを発表しました。この制度が実施されれば、約4〜5千人の医学生が恩恵を受けることになります。 これ…

ブラジル軍事政権下の左翼派団体、北朝鮮から資金援助

13日付のオ・エスタード紙が報じたところによると、ブラジル軍事政権下の1970年代に国内で革命運動をしていた左翼団体が北朝鮮から資金援助と軍事訓練を受けていたことが分かりました。援助を受けていたのは、民衆先導革命党。共産主義を標榜する左翼団体で…

ブラジルなど中南米各国、大麻吸引合法化の動き

ブラジル国内で大麻を合法化する動きが活発化していますが、ゴイアス州の音楽イベントに出席したミンク環境相が7日、大麻合法化に賛同する個人的見解を示したことで、合法化の動きに拍車がかかってきました。最近になって若者を中心に吸引常習者が増え、14〜…

サンパウロでも日本食は大人気

「栄養が取れて低カロリー」ということで日本食の人気は鰻登りですが、ここサンパウロでも事情は同じこと。ランチタイムともなると東洋人街にあるポルキロ(好きな料理を何品か皿に食べる量だけ取り、その重さで価格が決まる)へ行くと、店内は長蛇の列。特…

ブラジル、南アW杯出場決定

ブラジルが、来年南アフリカで行われるサッカーワールドカップ(W杯)への出場権を獲得しました。5日の対アルゼンチン戦で、3―1でアルゼンチンを下し、南アフリカ大会への切符を手にしたものです。予選3試合を残しての出場決定は史上初で、1930年の第1回大…

7月の自動車販売やや不振

自動車工業協会が発表した7月の自動車生産高と販売高は、生産高28万1600台、国内販売高(輸入車を含め)は28万5400台でした。今年7カ月間の生産合計は175万台、販売合計は174万台になりました。7月を前月比で見ると生産は0.9%減、販売は4.9%減となり、7カ月…

ブラジル日系就労者、不景気で17.2%が帰国

日本の経済危機と失業者増からブラジル日系就労者の数が17.2%減少していることが判りました。法務省の調べで分かったもので、昨年9月の国際金融危機の始めから5万4709人の日系就労者が離日しています。 2007年末の日系就労者数は31万6967人でしたが、2009年…

インターネット選挙活動解禁へ

公職選挙法改正法案が2日、上院議会の憲法・法務委員会で可決され、インターネットによる選挙活動が出来るようになりました。インターネットでの選挙活動の自由化は、有権者の選挙への関心を高めるのが目的です。候補者にとっては、印刷費のかさむチラシやポ…

ブラジルの新幹線が「失速」、完成はW杯後?

リオ、サンパウロ、カンピーナス間500㎞を結ぶ高速鉄道計画について、連邦政府は3日、建設予算をこれまでの7割に抑えた「低予算モデル」を発表し、運行開始時期についても当初の2014年から「最長で6年後」と大幅に修正したため、ワールドカップに間に合わな…

17歳少女の死に住民激高、バス3台焼き討ち

八月末日、サンパウロ市南部で都市警察による拳銃誤射で、17歳の少女が死亡するという事件が起きました。これを知り激怒した周辺住民が1日になって、バス3台と普通車2台、警察車両2台を焼き討ちにする抗議行動を起こしました。この抗議で住民の投石により警…

過去20年間で最小 ー今年度アマゾンの森林伐採面積予想ー

フォーリャ・デ・サンパウロ紙が2日報じた所では、ミンク環境相は今年度の森林伐採総面積は9000平方キロメートルと予測、過去20年間で最小となるという見通しを立てています。環境省と国立再生可能天然資源・環境院の観測調査を元に語ったものです。 過去5年…

ブラジル五輪招致委員会、リオの高評価に自信

リオデジャネイロは昨年の一次選考で、招致に名乗りを上げている東京、マドリードなど4都市のうち最も厳しい評価を受けましたが、今回のIOC発表では唯一「非常に質が高い」と評価され、ダークホースから一転、最有力有力候補となりました。ヌズマン・ブラ…

サンパウロ新聞が海外日系新聞放送協会賞大賞受賞

海外の日本語メディアで構成される海外日系新聞放送協会(本部・横浜、加盟25社)が1日、平成21年度の海外日系新聞放送協会賞を発表しました。それによると協会賞には5社6作品が選ばれ、大賞はサンパウロ新聞の「日本移民100周年企画 ブラジルの大地に生きる…

政府が歳入8530億レアル、歳出8020億レアルの予算案提出

ブラジル連邦政府は8月31日、来年度の予算案を国会に提出しました。予算案は、税収などによる歳入が8530億レアル、歳出は8020億レアルで、510億レアルの黒字予算。経済成長率は4.5%を見込んでいます。次期大統領選を見据え、低所得層への住宅支援に力を入れ…

コンドームと呼ばれるバールの必需品

サンパウロ新聞のコラムに、面白いのが載っていました。下記に紹介します。 冬場ながら思わぬ雨が続いたサンパウロだが、少しずつ気候も良くなり、セルベージャの旨い季節となってきた。最近、BAR(バール)に入って飲んでいて知ったのは、セルベージャが…

ケーブルテレビ会社「スカイ」の制服を着用した強盗団出没

最近、サンパウロ市内の高級住宅街で、ケーブルテレビ会社「スカイ」の制服を着用し、身分証明書や発注書まで携帯している5人組の強盗が住宅に侵入、宝石、現金と自家用車を盗んで逃走する事件が起きました。被害者によると、事件の数日前から実際に同社にメ…