中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ネベス上議の職務停止が決定

国内メディアによれば、アエシオ・ネベス上院議員(PSDB=民主社会党)の勾留と議員職務停止を求める連邦検察庁請求の審理を行っていた連邦最高裁判所は26日、判事5人による投票の結果、勾留請求は却下、議員職務停止は決定しました。同審理では議員職…

空港での麻薬押収量35%増加

地元メディアによると、麻薬取締り当局はグアルーリョス国際空港(サンパウロ州)で1~8月間に1552キログラムの麻薬を押収し、232人を逮捕しました。押収量は前年同期比で35%増になっています。昨年同期は1150キログラムの押収でした。 同空港では先週末…

夏時間、省エネ効果なしで実施再検討

ブラジルでは南部、南東部、中西部で毎年10月から翌年2月まで「夏時間」が実施されますが、これまでの研究で省エネ効果はないという研究結果が示され、鉱山エネルギー省は夏時間の実施について問題提起をしています。連邦政府はこれを受け、夏時間の実施を…

女性に多い人身取引被害

国内メディアによると、リオデジャネイロ市で先ごろ開催された人身取引や移民の密売に関する国際セミナーで、2014年から16年までに確認された性的搾取や奴隷労働を目的とした人身取引被害は女性が男性を大きく上回ったと報告されました。このデータは、法務…

グアルーリョス国際空港への連絡鉄道が来年開業

サンパウロ州のジェラルド・アルキミン知事(PSDB)は20日、ブラジルの主要な空の玄関口であるグアルーリョス国際空港(サンパウロ州)とサンパウロ市内の中心部を結ぶ近郊都市鉄道13号線を2018年3月に開業すると発表しました。05年開業が予定されてい…

公教育への柔道導入で指導者7人を招へい

在ブラジル日本国大使館によると、日本政府は「スポーツ・フォー・トゥモロー」の一環でブラジル公教育への「柔道」導入計画に取り組んでいます。8日から1カ月間、ブラジルから柔道指導者7人を招き、筑波大学を中心に柔道研修「柔道の学校体育導入支援」…

海水から麻薬の残留物質

地元メディアの報道によると、サンパウロ州海岸地域で行われたサンパウロ連邦大学海洋科学部の調査で、海水から医薬品やコカインなどの違法薬物の残留物質が検出されました。調査は、サントス近郊海岸のプライア・グランデからサンビセンテ間の環境保護地区…

コーセーがブラジル市場に進出

化粧品メーカー大手のコーセー(小林一俊社長、本社=東京都)は、ヘアケアブランド「スティーブンノル ニューヨーク」を今年8月からブラジル法人コーセー・ブラジルを通して販売を開始し、初めてブラジル化粧品市場へ進出しました。商品はサンパウロとリオデ…

連邦検察庁がテメル大統領を新たに起訴

ブラジル各メディアの報道によると、ロドリゴ・ジャノー連邦検察庁長官は14日、犯罪組織形成および司法妨害の容疑で連邦最高裁判所にミシェル・テメル大統領を起訴しました。検察の大統領起訴は、今年6月に収賄容疑の起訴に続き2度目です。 今回の起訴も、…

職にあぶれるミレニアル世代

企業向け情報サービスなどを手掛ける民間企業、パドラン・グループの情報収集・調査部門であるパドラン情報収集センターとデジタル調査会社マインドマイナーズが実施した「ミレニアル世代」(1980年代から2000年代初めに生まれた18~32歳の若者)の調査が公…

インフルエンザ感染者が減少

地元メディアによると、保健省が6日公表したインフルエンザ流行のデータで、今年1月から8月28日間に記録されたインフルエンザ感染件数は2070件と昨年同期比の1万1062件から81%減少しているのが分かりました。インフルエンザが原因の死亡件数も、昨年の2…

携帯電話契約が1カ月で11万件減る

地元メディアによると、国家電気通信庁の13日発表で、2017年7月末時点の携帯電話の契約回線数は2億4201万1349件と判りました。前月末時点より11万3100件減少しています。契約回線数は今年7月までの1年間で1056万2492件の減少です。 首都ブラジリアを含む2…

キノコ研究で石川ノエミアさんが勲章受章

アマゾナス州マナウス市のブラジル国立アマゾン研究所研究員、石川・カズエ・ノエミアさん(45歳、三世)が8月11日、高等労働裁判所の労働司法勲章をキノコ研究で受章しました。受賞について石川さんは、「今回の受章は日本の奨学金で勉強したことも関係して…

独立して195年目を迎えたブラジル

9月7日、ブラジルは195回目の独立記念日を迎えました。ポルトガルの王子ドン・ペドロがサンパウロのイピランガの丘で「独立か死か!」と叫び、独立宣言をして以来195年、着実に発展してきました。1970年代に米国の未来学者ハーマン・カーンが「21世紀は日…

新車販売数が8月、20万台超え

地元メディアによると、全国自動車販売業者連盟が先ごろ公表したデータで、8月の国内新車販売台数(登録ベース)が乗用車、軽商用車、トラック、バスを合わせ21万6534台を記録、昨年12月以来の20万台超えとなりました。前月より17.17%増、前年同月比では17.…

服役女性数は4万5000人

地元メディアによると、法務省国家刑務所管理局の最新データで、服役する女性数が2000年当時の5601人から16年には4万4721人へ、698%も増加していることが分かりました。14年の12月から16年の12月までの2年間で3万7380人から4万4721人へ増加しています。…

ネット通販の伸びが加速

ブラジル電子商取引の情報を扱うイービット社によると、2017年上半期(1~6月)の同業界全体の売上高は前年同時期より7.5%増加し210億レアル(約7,350億円)でした。また、インターネット上で商品を販売するオンラインショップが受けた注文数は前年同期比で…

リオ五輪誘致で票買収の疑い

地元メディアによると、連邦警察と連邦検察庁は5日、リオデジャネイロ五輪の開催誘致で国際オリンピック委員会(IOC)委員を買収した疑いで捜査を開始しました。同日早朝からリオ市内のブラジル五輪委員会とカルロス・アルトゥール・ヌズマン同会長の自…

女性への暴力は10億レアルの損失

地元メディアによると、セアラー連邦大学学部長会で「女性への暴力によって10億レアル(約350億円)を失っている」とする調査結果が発表されました。同調査は「社会経済的条件と家庭内暴力、そして家族に関する調査」としてブラジル北東部9州の州都で1万人の…

パカエンブー民営化を市議会が可決

地元メディアによると、30日、サンパウロ市議会は市営パウロ・マシャド・デ・カルバリョ競技場(通称パカエンブー競技場)並びに同競技場併設の複合運動施設をコンセッション方式(所有権保持したまま運営権のみを与える)で民営化する法案を賛成多数(賛成4…

中央部の干ばつが危険ライン

国内メディアによると、国立工業度量衡・品質規格院は、国内中央部の干ばつによるレッドアラートエリアを拡大しました。地域によっては2日続けて湿度が12%以下になっており、連邦直轄区民間防衛局は30日、これらのエリアに非常事態警報を発令する可能性を…

軍警官がトランクに大量の銃弾

国内メディアによると、車のトランクの中に銃弾3500発を隠し持っていたリオ州軍警察官が28日、同州イタチアイア市内の国道116号線(通称ヅットラ街道)で検問中の連邦道路警察に発見され、密輸の現行犯で逮捕されました。 逮捕されたのはリオ市のセントロ周…