2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧
会社更生手続き中の日本航空がサンパウロ―成田線(ニューヨーク経由)から撤退することとなり、サンパウロ(グァルーリョス)国際空港発の最終便が27日午後11時50分、日本に向けて飛び立ちました。これに先立ち同日夜、同空港の搭乗口前で「お別れ」のセレモ…
国連総会へ出席のため訪米した前原誠司外相は24日午後、日本政府国連代表部でセルソ・アモリン・ブラジル外相と会談し、2国間関係やIBSA(ブラジル・インド・南アで構成する政策対話グループ)と日本の関係強化、ハイチ支援などについて意見を交換しまし…
かつて日本人が総力を挙げて建設、開業した大手の日系病院サンタクルース病院が、巨大な赤字を出し問題化しています。サンパウロ新聞より転載します。 <以下、転載> 「昨年70周年を迎えたばかりのサンタクルース病院に不穏な空気が流れている」―。そんな噂…
19日、パラナ州クアトロ・ポンテス市で行われた自動車競技の会場で、約500人が座っていた観客席が突然崩壊し、112人が負傷する事故がありました。死者はなかったものの、5メートルの高さから放り出された人もいて、1人の青年が重態だといいます。 救助にあ…
全日本空輸は21日、10月15日からブラジル最大手のTAM航空と成田―サンパウロ間で共同運航を開始すると発表しました。全日空の成田―ロンドン便、TAM航空のロンドン―サンパウロ便を、それぞれ両社の共同運航便とします。両路線とも土日を含めて毎日1便ず…
家族ぐるみの不正疑惑が持ち上がったエレニセ・ゲーラ官房長官(51)が、20日までに辞任しました。地元紙の報道で、社会経済開発銀行融資でもゲーラ氏一家が不正を働こうとしていたことが発覚し、ルーラ大統領が辞任を促したものです。大統領選まであと2週…
英教育・就職情報会社THEが発表した2010年版の世界大学ランキングは、ブラジルの大学ではサンパウロ総合大学(USP)の232位が最上位で、カンピーナス総合大学(Unicamp)が248位でした。USPは 09年の207位から後退しました。 世界1位は米ハ…
バイア州パウロ・アフォンソ市で麻薬中毒の母親が、借金の肩代わりとして13歳になる自身の娘を密売人に預けていたことが分かりました。このことを知った警察当局は16日までに、麻薬密売人のダミアン・ドミンゴス容疑者(30)宅で容疑者と少女、少女の母親で…
2009年度版全国家庭サンプル調査で、過去7年間下がり続けた出生率が1.94人に回復しました。一方で、60歳以上の人口は0.2ポイント増の11.3%。最近では、結婚適齢期の独身者も増えており、少子高齢化に拍車をかけているようです。 家庭サンプル調査によると…
現地の報道機関が一斉に報道したところによると、ジルマ・ロウセフ前官房長官の後任であるエレニセ・ゲーラ氏(51)にスキャンダルが持ち上がっています。10日発売の最新号『ベージャ』誌によれば、昨年、郵政の民間委託事業の契約において、同氏の息子が経…
8月23日に中国黒竜江省の空港で、ブラジルのエンブラエル社製のジェット機が着陸に失敗し42人が死亡した事故について、中国の『チャイナ・ビジネス』誌は最新号で、「事故は人為的ミスによるもの」とする民間航空管制局長の見解を伝えました。 同誌によれば…
バイア州イリェウス市に住むエネジナ・ダシルバさんはこのほど、62歳の息子とともに識字学習を始めました。貝漁などで生計を立てるエネジナさんは、来週101歳を迎えます。エネジナさんは「ずっと習いたかったけど、機会がなかったの」話しています。 最新P…
連邦政府は1日付けで、中東アフガニスタン、旧ソ連圏のベラルーシ共和国、エストニア、東欧ボスニア・ヘルツェゴビナ4国に大使館を開設することを発表しました。 「ブラジルに対する関心の高まり」を重視するルーラ大統領の積極外交政策の現れで、今年は既に…
オ・エスタード・デ・サンパウロ紙によると、全国的な乾燥と雨不足で、ブラジルの2大水源であるアマゾン地域とパンタナール湿原の水位が極端に下がり、生態系への影響だけでなく、流域市で飲み用水や食品、ガソリンなどが不足する深刻な事態になっています。…
バランス感覚が向上するという触れ込みのパワーバランスという健康器具があります。現在、世界のF1レーサーやサッカー選手などが愛用し、ファッション感覚で身に着けられるため、若者を中心に世界で爆発的ブームとなっています。 ブラジルでは「プルセイラ…
これまで『父の日』は、『母の日』や『子供の日』と比べ売上げは伸びず、商店側も『父の日』にはあまり期待をしていませんでした。しかし、今年は状況が違いました。サンパウロの商店街では、特に男物衣料品の売り上げが20%も増え、テレビも35%の売上げ増…
ゴイアス州ニケランジア市の公務員、フランシスコ・デソウザさん(42)は「セラードがなくなることはあり得る、限りある資源だ」と語ります。現在は、セーラ・ダメーザ・ダムの魚類保護の仕事をしていますが、2004年まで60の炭焼き釜で木炭を製造販売してい…
飛行機の乗り継ぎや観光、短期商用など、90日以内の短期滞在目的で米国に入国する場合、日本を含む35か国は査証(ビザ)を免除されており、事前に電子渡航認証システム(ESTA)で申請を行い、米政府の認証を受けることが義務付けられていますが、その申…
27日、サンパウロの空の玄関グアルーリョス国際空港に近く、日系団体が植林を実施している州立チエテ・エコロジコ公園(サンパウロ州グアルーリョス市)で火災が発生しました。乾燥で火の回りが速く、ヘリコプターで上空から消火作業にあたり、5時間後によ…
2014年サッカーW杯の開催会場が確定していなかったサンパウロ市は、カサビ市長が30日、競技場建設を予定している名門プロチーム、コリンチャンスの新競技場を視察し、同競技場をサンパウロ市のW杯会場にすると発表しました。ただ公費拠出がないため、「開…