中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

リオ・デ・ジャネイロ内戦状態

国際赤十字社は6月からリオ市内のファベーラ(貧民街)に、警官隊との市街戦で犠牲になった人の救護をするため救助員を派遣します。リオの公共治安院(ISP)は、リオ市内の市街戦で州警兵隊が過去14か月で合計1548人を射殺したと発表しており、国…

学生が自主的に読む本は年間1.7冊

ブラジリアの読書振興研究所はさきごろ、学生の読書習慣に関するアンケート調査を実施しました。結果、学生が自主的に読んでいる冊数は年間1.7冊ということが判明しました。その調査によると、学生が年間に読む書籍は7.2冊。そのうち学校指定や推薦図書が5.5…

五木ひろしの訪伯が中止

演歌歌手の五木ひろしが、サンパウロ、パラナ両州で行なわれる移民百周年記念式典に参加する意向で話が進んでいましたが、日本側の五木プロモーション(寺本保治社長)とブラジル側の招聘者であるブラジル日本アマチュア歌謡連盟サンパウロ支部(北川彰久支…

為替相場上昇、株連続高ストップ

4日間連続で新記録を更新してきた株式市場は21日、1.66%下げ、上昇ムードが中断しました。これまで国際石油価格が市場最高の133ドルを突破し、ペトロブラスの株価を引き上げ、これが市場全体の牽引をして上昇基調にありました。ところが、米連邦準備制度理…

誘拐犯を撲殺、残る共犯二人を警察へ引き渡す

誘拐されたのは、運送業のペドロ・デ・ソウザさん(21)。ペドロさんが16日午後8時30分ころ、サンパウロ市近郊カラピクイーバにある家族で経営する運送会社の前を通りかかると、若者を伴った親類のニウソン・デ・マットスが呼び止めました。親類ということで…

悪化するばかりのサンパウロ市内の交通

サンパウロ市内の交通渋滞はひどくなるばかりです。近く環状道路や地下鉄第4号線が出来上がりますので、交通麻痺という最悪の状態は避けられそうですが、識者からは10年計画を早急に立案する必要があるとしています。 富裕層は、この交通渋滞を避けるために…

チャーベス大統領に第三の問題

チャーベス・ベネズエラ大統領はこれまでに、隣国コロンビアとの軋轢、止まらないインフレと問題が山積していますが、これに第3の問題が加わることになりました。噂では、これが一番頭の痛い問題ではないかと言われています。 この問題は、最近離婚したマリ…

サンパウロの地下鉄は東京より混雑

東京のラッシュアワーの混雑振りは世界的に有名ですが、最近のサンパウロの地下鉄の混雑はそれを凌駕しているといわれます。朝のラッシュの東京の地下鉄の1平方メートル当たりの輸送人員は7.5人といわれますが、サンパウロは9人なのです。 サンパウロの人口…

三大空港飽和状態

ブラジル政府は、サンパウロの航空管制問題や増加するばかりの航空機発着回数をなんとか解決しようと懸命ですが、妙案がなく、今のところ手探り状態のようです。。 サンパウロ州内の三大空港(グアルーリョス、コンゴーニャス、カンピーナス)の飛行機発着数…

世界貿易ランキング 輸出23位、輸入27位

WTO(世界貿易機関)の調べによると、ブラジルは昨年輸出量が17%伸び1610億ドルとなり、輸出国ランキングでは1ランク上がり世界23位になりました。これでも伸び率は新興市場諸国BRICsでは最下位で、中国は26%、インドは20%伸ばし、…

アマゾンで大型連絡船事故、死者46人

4日早朝、アマゾン川支流のひとつソリモンエス河で起きたた連絡船コマンダンテ・サーレス号転覆事故の死者が、7日までに46人になりました。 同日、捜索隊が収容した遺体は12遺体。そのうち2遺体は事故発生水域から20kmの川下で発見されました。残り1…

日系の自動車メーカー、悲喜交々

ブラジル国内の自動車メーカーは輸出が減少したものの、国内の販売は好調です。 日系のメーカーを見ると、乗用車ではホンダが3月に9112台売り、前月比6.9%増になっています。日産は台数は少ないものの971台売り、トヨタは1726台で前月比32.4%減…

サトウキビ大豊作

配給公社(Conab)の予想では、2008年度の国産サトウキビの予想収穫量は、前年度比8%増の6億780万〜6億3150万トンに達する見込みです。このうち55.5%がアルコール生産に回される予定で、アルコール生産高は前年比で14.9〜19.4%の増産となる見込みで…

ブラジルの寒い日

ブラジルは秋。これから冬に向かいますが、それを先取りするかのようにサンパウロでも寒い日が続いています。寒いといっても、気温は午後3時で気温は17.3度と、20度をちょっと下回った程度。これで寒いというのですから、日本とはちょっと違います。 寒さは…

女囚50人が携帯電話を不法所持

カンポ・グランデ(南マット・グロッソ州)のイルマン・イルマ・ゾルジ女子刑務所で、50人の受刑者が携帯電話を体の一部に隠し持っていたことが分かり、係官により没収されました。 同刑務所には340人の受刑者が収容されており、携帯電話の隠し持ちが発覚し…