中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

福島原発の余波、安全対策見直し

地元での報道によると、福島原発事故の余波を受けブラジルでも、現在稼働中のアングラ・ドス・レイス原発の安全確保の調査を始めました。アングラ原発は1970年代に建設が始まり、アングラ1は85年1月に、アングラ2は2001年2月からそれぞれ運転が開始…

サンパウロ市で「5」から始まる携帯番号採用

サンパウロ市内のモバイル通信事業社は、携帯電話の新規契約回線を確保するため、「5」から始まる番号を4月4日から一時的に使用することになりました。現在、「5」から始まる番号は固定電話に使用されていますが、増加を続ける携帯電話の新規契約により…

ジルマ政権、対米寄りに方針転換

地元紙の報道によると、ブラジルはこれまでの対米政策を大きく転換したもようです。国連人権会議で米国が、イラン国内の人権問題の調査を提案し、これにブラジルが賛成票を投じたためです。ルーラ前大統領時代はイランを支持してきたきましたが、この賛成投…

ブラジル日系子供が考える東日本巨大地震

東日本巨大地震に対しブラジルでは、日系団体などが義捐金を募り、サンパウロ市では慰霊行事も実施されました。日系社会では、日本の復興を願う声が高まっています。ブラジル国内の日本語学校は、巨大地震についての授業をする学校もあります。授業では、新…

女性警察官に美容講座を開催

忙しい中でも女性は身だしなみが必要と、ジルマ大統領の専属美容師を務めるセルソ・カムラさんがサンパウロ州軍警察の女性警察官250人を対象に美容講座を開催しました。講座は国際女性デーにちなんで行われたものです。カムラさんは、制服姿のときも私服…

ブラジル政府が50万ドル寄付

日本の外務省によると、パトリオッタ・ブラジル外務大臣から日本政府に対し、東日本大震災の義捐金50万ドル((約4000万円)をブラジル政府が日本赤十字社に提供するとの連絡がありました。この他ジルマ大統領から菅首相宛に、パトリオッタ外相から松本…

生徒減少に悩む公立大学

最新の高等教育国勢調査によると、サンパウロ州内の公立大学が学生数の減少に悩んでいます。2009年度は56.7%(1万3千人分)の定員割れがありました。人口の少ない町では私立大学の学科が増え、教育レベルの低下が叫ばれている公立大学を敬遠する学生が多…

日本への通話料金、テレフォニカが大幅値下げ

サンパウロの報通信会社テレフォニカ(Telefonica)は31日まで、ブラジル―日本間の通話料金を大幅値下げしています。これは一時的な措置で、東日本巨大地震を受けて、日本に住む家族や親戚、友人などと連絡を取りやすくするためです。 特別料金はすでに16…

高速艇が利便性と快適性で人気

地元紙の報道によると、アマゾンでは高速艇の数が増加し、アマゾン地域で河川路を利用した旅行がより快適になっています。かつては片道数日間かかっていた場所へも、今では高速艇だと数時間で行けるようになっています。 例えば、マナウスから325キロ地点に…

福島原発事故、ブラジルにも激震

福島第一原発事故は、ブラジルの原発政策にも影響を与えています。地元紙の報道によると、原子力発電所「アングラ3」などの建設計画を持つブラジルでも今回の事故に強い関心を示しています。ブラジルはルーラ前大統領時代にアングラ3発電所の建設を決定す…

東北3県人会が義捐金受付

東日本大震災はブラジルでも連日報道され、横文字紙でも津波を中心に報道されています。サンパウロ新聞社へも情報を求めてテレビ局、新聞の取材陣が押しかけ、てんてこ舞いの忙しさでした。この震災には東北地方出身者の人を中心に心配する人も多く、とくに…

スーパー大手、ポン・デ・アスーカルが1位

ブラジルの大手スーパーマーケット3社の順位争い(昨年度)は国内資本のポン・デ・アスーカルが首位の座を守りました。同社は1948年に営業を開始し、店舗数1647店、従業員14万人、総売上321億レアル。対抗するカレフールは75年、ブラジルに進出、店舗数642…

スーパーの販売が6.7%増

ブラジル・スーパーマーケット協会によると、2010年のスーパーマーケットでの販売高は前年比6.7%増でした。販売高が最も大きく伸びたのはアルコール飲料で前年比15.1%増、次いで清涼飲料が10.8%、生鮮食品が10.4%増でした。 また、スーパーマーケットで…

JSPがブラジルの企業買収

衝撃緩衝材バンパーコア材や内装材等の自動車部品をはじめ、IT製品輸送用通い函、家電製品用緩衝材に用いられる発泡ポリプロピレンを製造・販売するJSP(井上六郎社長、本社/東京都)が、スウェーデンに本社を置くFagerdala Industri ABの子会社で、サ…

米国の永住権に当選!? 横行する詐欺メールに注意

「米国の永住権(グリーンカード)に当選! 取得手数料は560ドル(約930レアル、約46000円)」という米国国務省を装った詐欺メールが出回っていることが、サンパウロ市の米国領事館の報告で明らかになりました。 この詐欺メールは、スパムメールのように受信…

カーニバル各地で開幕

熱狂の夏のブラジル各地で5日から、カーニバルが始まりました。8日まで続きます。 サンパウロ市では4日夜からアニャンビーのサンボドロモでカーニバルが始まりました。リオのサンボドロモでは6日夜からスペシャルチームが出場しました。各地のカーニバル…

日本板硝子、拡大計画順調に        

大手ガラスメーカー、日本板硝子(クレイグ・ネイラー社長、本社/東京都、大阪府)のブラジルでの自動車用ガラス生産能力拡大計画が順調に進んでいます。同社が発表したもので、サンパウロ州東部カサパバ工場では合わせガラス製造の新ラインが稼動を始め、…

聖市でまたも集中豪雨

2月27日から28日にかけてサンパウロ市内を中心に集中豪雨が発生し、チエテ川が今年に入り3回目の決壊をしました。市内各地での冠水が相次いだ2月の降水量は、1998年以来最多となる109.5ミリということです。この雨の影響で市内の交通網が遮断され、交通が麻痺…

ブラジル人力士の魁聖、幕内入り

日本での報道によると、日本相撲協会が2月28日、八百長問題で中止となった春場所番付発表の代わりに力士の新しい地位を記した「順席」表を配布し、今年の初場所で十両勝ち越しを果たした魁聖(リカルド・スガノ=24、3世、友綱部屋)が事実上の新入幕扱い…

地方都市で深刻な人手不足

地元紙の報道によると、ブラジル国内の地方で発展拡大している大手小売チェーン業界の人材不足が深刻化しています。そのため、小売りチェーンによるあの手この手の従業員募集が見られます。 人材不足が顕著なのは東北ブラジルや中西ブラジルです。ゴイアス州…