中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

人気沸騰のイタリア国籍取得

国内に3千万人といわれるイタリア系ブラジル人が、イタリア国籍取得のため、在サンパウロ同国総領事館に長蛇の列をなしています。イタリア国籍取得の希望者が集中する在サンパウロ総領事館には現在、2万8千人が申請中で、取得まで7年から10年かかるそうです…

現職市長が薬物所持 半年間の自主休職

ミナスジェライス州ラポーゾス市のジョアン・アパレシーダ市長(45、PT党)が25日夜、巡回中の警察官に合成薬物のクラック所持で現行犯逮捕されていたことが分かりました。 市長は警察署での事情聴取後に釈放されましたが、翌日、180日間の休職届を市役所…

ディーゼル油のバイオ燃料含有率5%に引き上げ

ルーラ大統領は23日、国産ディーゼル油に対するバイオ燃料の含有率を、従来の4%から5%に引き上げる暫定法案を承認しました。2010年1月から施行されます。ディーゼル油のバイオ燃料含有率は、今年7月に2%から3%へ引き上げられたばかり。ディーゼル油の5%…

東洋街ででブラジル人経営者を射殺

22日午後、サンパウロ市東洋街の日系の食堂や、商店が多い通りで、オートバイに乗った2人組が男性に向け発砲、撃たれた男性が死亡する事件が起きました。警察の発表によると、被害者は東洋街に店を持つブラジル人のフランクリン・プラシド・カンポナザさん(…

9月の新規雇用25万2600人

労働省の全就労・失業者台帳調査によると、9月の新規雇用は25万2600人でした。急成長しつつある鉱工業部門が雇用者を増やしたためで、今年に入ってからの月間雇用では最多を記録しています。 12万3300人の新規雇用があった鉱工業部門は、調査開始以来の記録…

 環境車検が全ブラジルで義務化、厳しくなるポンコツ車の検査

全国環境審議会は、サンパウロ市が実施している環境自動車検査を全国で義務付けることを決定しました。正式発表は11月末の見込みで、その後2年半以内に各州の環境局が検査を開始します。検査は、サンパウロ市が実施しているものよりも厳しくなる見通しです。…

激化するリオ麻薬組織抗争

17日に勃発したリオ市北部のファベーラにおける麻薬密売組織同士の抗争は、軍警の厳戒態勢にも関わらず激化しています。これまでに、警察官や一般市民を含む29人が死亡し、抗争範囲も拡大しています。 20日には抗争の拠点となっているマカーコ丘の入り口付近…

ブラジル政府、CO2削減目標設定が難航

12月にコペンハーゲンで開催される国連の「第15回締約国会議(COP15)」で決定される温室効果ガス(CO2)の排出削減・抑制の各国目標を巡り、ブラジル政府内の意見調整が難航しています。 13日からの閣僚会議は20日に終了し、削減目標が発表される予…

リオで白昼の銃撃戦、死者15人

オリンピック開催が決まったばかりのリオデジャネイロ市で、懸念されていた治安上の問題が浮き彫りになりました。17日、リオデジャネイロ市北部にあるマカーコ丘のファベーラ(貧民街)で、麻薬密売2組織による銃撃戦が発生、鎮圧に出動した軍用ヘリコプターが…

オバマ米大統領がブラジル訪問

オバマ米大統領が、年末または来年はじめにブラジル訪問を予定と15日、ワシントンの在米ブラジル大使が伝えました。日程は、ホンジュラスの政変次第といい、大統領は併せて、来年3月に任期が終了するチリのバチェリ大統領との懇談を希望しているため、遅くて…

海外日系人大会開催、大会宣言決議

海外日系人大会が14日から3日間、東京で開かれ、5項目にわたる大会宣言を決議して終了しました。決議された大会宣言は、①海外日系人大会と海外日系人協会を支援する②海外日系諸団体の日本語教育機関の活用を求める③在日日系人を支援する④日系若手リーダーに…

ブラジル、国連の非常任理事国入り

15日、ニューヨークで開催中の国連総会で、今年末に任期が切れる安保理非常任理事国10カ国中、5カ国の改選が行なわれ、ブラジルが5カ国の一国に選出されました。任期は来年1月から2年間。

高速鉄道計画は資金不足?

12日付の地元紙フォーリャ・デ・サンパウロが報じたところによると、リオ、サンパウロ、カンピーナスを結ぶ高速鉄道計画で企業への融資方法を変更することになり、完成が大幅に遅れる見通しになりました。この変更により、今月に予定されていた入札は、来年…

連邦政府、五輪開催決定で三大事業促進に着手

2014年のサッカー・ワールドカップ(W杯)とともに2016年の五輪招致成功は、ルーラ政権の事業促進に格好の後押し材料になっています。沖合い油田の岩塩下層(プレソルト)や経済成長促進計画(PAC)を急進させたい連邦政府は、この時期をとらえ事業を促…

南ア大統領来伯 初公式訪問で関係強化

南アフリカ共和国のジャコブ・ズマ大統領が8日ブラジルを訪問、セーラ・サンパウロ州知事やルーラ大統領と会談しました。ズマ大統領がアフリカ大陸以外の外国を公式訪問するのは初めて。ブラジル訪問は、両国関係強化のための「戦略的訪問」と見られています…

東洋人を狙うスリ集団の一部を逮捕

サンパウロ市の中心部で東洋系男性を狙った窃盗が多発していますが、サンパウロ市警は9日までに、20人と思われる窃盗団のうち7人を逮捕したと発表しました。現地のオ・エスタード・デ・サンパウロ紙が報じたものです。 警察の発表によると、窃盗団は観光客の…

豊かになって始まったブラジルの援助交際

援助交際は日本だけの社会現象と考えていたのですが、めざましい経済発展を遂げるブラジルでも、少女たちの援助交際が静かに始まっていました。これまで少女の売春といえば、家庭の貧困からというのが通り相場だったのですが、今では携帯電話やブランド品な…

ブラジルの海岸地帯を買い占める外国人

外国人の所有するブラジル国内の不動産の件数は3万4082件、面積は366万ヘクタールに及びます。外国人所有地が多いのはサンパウロ州の1万2305件、52.8万ヘクタールです。所有面積で見ると最も広いのはマットグロッソ州の1520件73.7万ヘクタールになります。 …

五輪招致成功でで大統領涙、ファベーラ撲滅を宣言

リオ五輪決定の瞬間、ルーラ大統領は感涙にむせんだそうです。そして「他立候補地には悪いけれど、第三国と見なされてきたブラジルが、ついに先進諸国と肩を並べる日が来た」と語り、「これまでの大統領と違い、日々、ブラジルを前進させている。何事にも不…

オリンピック開催を日系社会も歓迎

南米大陸で初めてのオリンピックを開催するブラジルでは、喜びに沸いています。決定した2日のブラジルは官公庁や会社が休みになるほどに気合いが入り、さめた感じの日本とは全く違った騒ぎになっていました。もちろん、160万人を擁するブラジル日系社会重鎮…

オリンピック開催が決定したブラジルの入門書

サンパウロ新聞福岡支局の吉永拓哉記者が2冊目の著書を上梓しました。28日に扶桑社から全国発売された「ヤンキー記者 南米を行く」(定価1470円)で、前著「ぶっちぎり少年院白書」の後編とも言える作品です。内容は、少年院を出所してから南米へ旅立ち、そ…

2016年夏季五輪、リオ開催決定

2016年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)第121回総会が2日、コペンハーゲン(デンマーク)で開かれ、日本時間の3日未明、リオデジャネイロ開催決定が発表されました。リオは、東京、シカゴ、マドリード各都市を破って勝利を掴みまし…

排気ガスの少ない車は?

現地の新聞フォーリャ・デ・サンパウロ紙が環境省の資料に基づき最も排気ガスの排出量が多い車種、最も少ない車種を発表しました。それによると、最悪の5車種にはコルサ(GM)、307セダン(プジョー)、モンターナ(GM)、シーサラ・ピカソ(シトロ…

オリンピック開催が決定したかのような騒ぎ

ブラジル人のお祭り騒ぎ好きは昔から知られていたことですが、オリンピック開催都市に名乗りを上げているリオデジャネイロでは、早くも決定したかのようなお祭り騒ぎになっています。これまでにも国際スポーツ大会をこなしてきた同市は、競技場建設などの新…