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ブラジル南部、早くも冬支度

 南極から寒気団が押し寄せ、ブラジル南部各地で今年一番の冷え込みが続いています。リオ・グランデ・ド・スル、サンタカタリーナ両州では、1日から2日にかけて初雪が観測されました。ウルペマ市(サンタカタリーナ州)では、作物に降りた夜露が霜に変わり、あたり一面真っ白になりました。両日の体感温度はマイナス13度近くに感じられたそうです。
 サンパウロ州も例年にない寒さに見舞われ、最低気温8度を記録しました。寒さは4日まで続き、5日からは回復に向かう見込みです。一足早い冬の到来に、あわてて箪笥から冬ものを引っ張り出す家庭が多くなったそうです。