中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

7日から3日間、日本祭り開催 17万人来場を予想

7月7日~9日の3日間、サンパウロ市サンパウロ・エキスポ・センターでブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)主催の「第20回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)」が開催されます。「20年の歩み」をテーマに開かれ、3日間で17万人の来場…

大統領は潔白を主張

連邦検察庁が26日、ミシェル・テメル大統領(PMDB=ブラジル民主運動党)とロドリゴ・ロシャ・ロウレス元下議(PMDB)を収賄容疑で連邦最高裁判所に起訴した件で、テメル大統領は27日大統領府で声明を発表、今回の起訴は具体的証拠に基づかないもの…

財務相が成長軌道に乗ったと表明

地元メディアによると、エンリケ・メイレレス財務相が20日、短文投稿サイト・ツイッターで「第一次産業、第二次産業、第三次産業ともに回復のいくつかの兆候が見られ、それらは成長軌道の始まりを示している」と指摘、さらに「企業各社が労働者の新規採用を…

連邦検察が大統領を収賄罪で起訴

ブラジル連邦検察は26日、食肉加工会社「JBS」から50万レアル(約1700万円)の賄賂を受け取ったとして、テメル大統領を収賄罪で起訴しました。連邦警察は、同社幹部の証言でテメル大統領、ロウレス元下院議員を収賄、司法妨害、組織犯罪加担の容疑で捜…

農産物収穫予想を上方修正

国内各メディアによると、ブラジル地理統計院が8日、2017年の農産物収穫量予想の上方修正を発表し、前年比29.2%増の2億3860万トンになるとしています。地理統計院は当初、今年の収穫量を前年比16%増と発表していました。それが月を追うごとに上向きに修正…

サントス市が占い師に過料4000レアル 

地元メディアによると、観光地で有名なサントス市が「あなたの愛する人を取り戻します」「愛する人をつなぎ止めます」などの宣伝文と連絡先、料金(200レアル)を書いたチラシを市内の電柱に貼りまくっていた占い師(女性、86歳)に4000レアル(約14万円)の…

大統領のバチスタ氏提訴を棄却

国内メディアによると、食肉加工大手JBSと親会社J&F社オーナーのジョエズレイ・バチスタ氏をテメル大統領の弁護士が「雑誌での発言はでたらめだ」として刑事告訴しましたが、ブラジリア第12連邦裁判所の判事は20日、同訴えを棄却しました。 判事は棄却…

テメル大統領がバチスタ氏を名誉棄損で提訴

地元メディアによると、テメル大統領の弁護士が19日、食肉加工大手JBSと親会社J&Fオーナーのジョエズレイ・バチスタ氏を誣告、名誉棄損、侮辱にあたるとして、ブラジリア第12連邦裁判所に刑事告訴しました。バチスタ氏が雑誌「エポカ」のインタビュー…

政治危機で投資時期を再検討

自動車メーカー各社で作る全国自動車工業会のアントニオ・メガレ会長は国内メディアの取材に、「現在の政治危機(汚職捜査)によってメーカー各社が投資を中止することはないが、各社は(投資の)スピードを再検討している」と語りました。 各メディアは、メ…

高齢のカード利用者狙う詐欺

地元メディアによると、ペルナンブコ州文民警察は、クレジットカード利用者をねらった新手の詐欺とみられる犯罪グループを追っています。被害に遭っているのは主に高齢者です。 犯罪グループの手口は以下のような手順です。 まず犯罪グループは被害者のデー…

娘虐待容疑で母親逮捕

地元での報道によれば、自分の娘(17歳)を1カ月以上家の中に鎖で繋いで閉じ込めていた母親(43)が13日、サンパウロ州ソロカバ市内で虐待の容疑で同市警備隊に逮捕されました。逮捕された母親は、娘は薬物中毒のため、中毒を治すための荒療治だったと供述…

高まる風力発電への期待

タイバ風力発電所(北東部セラー州フォルタレーザ市)管理会社の技術担当者は、「新たな需要向け、特に北東部など深刻な干ばつに苦しむ地方での発電には再生可能エネルギーである風力発電が適している」と話しています。強い風が継続的に吹く地域の多いブラジ…

カブラル元リオ州知事に禁錮14年

ペトロブラス汚職案件を審理するクリチバ第13連邦裁判所は13日、ペトロブラス関連の工事契約に絡む汚職裁判でセルジオ・カブラル元リオ・デ・ジャネイロ州知事に収賄および資金洗浄の罪で禁固14年2月の有罪判決を言い渡したと発表しました。カブラル元知事…

ジルマ・テメル両氏の当選は有効

2014年の大統領選挙でジルマ前大統領(PT=労働者等)を正大統領、テメル現大統領(PMDB=ブラジル民主運動党)を副大統領候補として候補者連記名簿を示し運動、当選した件で、ブラジル社会民主党が不正があったと当選無効を訴え、選挙高等裁判所は6日…

新車販売17%の伸び

全国自動車販売業者連盟(自販連)の発表によると、2017年5月のブラジル国内の新車販売台数(登録ベース)は乗用車、軽商用車、トラック、バスを合わせて19万5568台で、前月を24.63%、16年5月を16.77%、それぞれ上回りました。今年1~5月の累計販売台数は1…

テメル大統領に新たな疑惑

国内メディアが、テメル大統領が副大統領在任中の2011年に家族をサンパウロからバイーア州まで食肉加工大手JBS社オーナーのジョエズレイ・バチスタ氏が所有する小型ジェット機を利用し連れて行った、との疑惑を報じています。JBS社と親会社J&Fはペ…

建設会社証言の証拠採用で対立=大統領当選無効審理=

2014年の大統領選挙で正副大統領として当選したジルマ、テメル両氏の当選無効を訴えた審理が6日から選挙高等裁判所で始まりました。審理で弁護側は建設会社証言の証拠採用に異議を申し立て、報告官は異議を退け証拠採用するよう主張しました。国内メディア…

麻薬取引に積極的な女性増加

国内メディアによると、サンパウロ州刑務所管理局の調査で、州内の刑務所など刑事収容施設にされている女性が10年で90%も増加しているのが判りました。2007年には6531人だった女性収容者が17年には1万2438人に増加しています。サンパウロ市郊外のカンピー…

ジルマ、テメル両氏当選無効の審理開始

ブラジル国内での報道によれば、選挙高等裁判所で6日から、2014年の大統領選挙で当選したジルマ前大統領とテメル副大統領(当時)の当選無効の審理が始められました。ブラジル民主社会党の訴えによるものです。審理で当選無効の判断が示されても、テメル大…

9四半期ぶりプラス成長 景気後退終了には疑問符も

2015年第1四半期(1~3月)から8四半期連続もマイナス成長を続けていたブラジル経済が今年第1四半期にようやくプラス成長に転じました。ブラジル地理統計院が、17年第1四半期の国内総生産(GDP)は前期(16年第4四半期)比で1.0%拡大した、と発表したもので…

大西洋岸森林の伐採増加

アジェンシア・ブラジルの報道によると、SOS大西洋岸森林(マタ・アトランチカ)財団と国立宇宙調査研究院は29日、2015年から16年の1年間に伐採された大西洋岸森林の面積が2万9075ヘクタールとなり、前年から57.7%増加したとするデータを発表しました…

政治危機の噴出で経済の先行きは不透明

物価上昇の勢いの衰えとより低い水準に引き下げられた各種金利が、小売業者の景況感に好影響を与えています。しかし、ミシェル・テメル大統領の不正疑惑噴出で再び政局が混乱し始めており、調子を取り戻しつつあった経済活動も先行き不透明感を増しています…

経産省主催の就職説明会をブラジルで開催

日本の経済産業省が日系人向けの就職説明会を19、21両日、サンパウロ、パラナ州マリンガ両市で開きました。説明会には日本の素材製造系の企業7社、運送系企業1社の計8社が参加しました。採用されれば企業から直接雇用される雇用形態で、これまでの就職斡…