中南米の最新情報

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2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

テメル政権の評価 36%が「期待以下」

フォーリャ紙の報道によると、調査会社イプソスから27日、ミシェル・テメル政権の評価に関する調査結果が27日に発表され、大統領代行就任から5カ月過ぎた現政権は期待を下回っているとの回答が36%に上りました。この調査は国内72市の計1200人を対象に10月…

航空会社社員を麻薬運び出しで逮捕

地元メディアによると、グアルーリョス国際空港(サンパウロ州)で25日、ロンドン行きの旅行カバンの中に麻薬を詰め込んでいたとして、航空会社従業員の男が連邦警察に逮捕されました。逮捕されたのはラタン航空の社員でグアルーリョスの航空労組の役員をし…

19年間監禁されていた少年を発見

各メディアによると、サンパウロ市近郊のグアルーリョス市で文民警察が、自宅の離れで監禁状態にあった36歳の男性を保護しました。監禁状態の期間は19年近くに及んでいました。警察が麻薬密売の捜査のため近所を捜査していて、間違って入った家で軟禁状態の…

リオ五輪組織委員会、資金難で2千万レアルの支払い滞納

フォーリャ紙によると、リオ五輪・パラリンピックのリオ2016組織委員会の支払いが滞り、その額は少なくとも2000万レアル(約6億8000万円)に上ります。同組織委では支払い履行のため、これらの企業に対し負債の30%減額を求めています。 同組織委は少なくと…

議会警察官4人を拘束

アジェンシア・ブラジルの報道によると、連邦警察は21日、国営石油ペトロブラスにからむ汚職捜査を混乱させたとして、4人の議会警察職員を拘束しました。議会警察官は、国会の警備にあたる国会の職員です。 連邦検察庁によれば、連邦警察は汚職捜査で調査対…

スマホより従来型ケータイが伸びる

長引く不景気で消費者らの懐具合が非常に寂しくなったことなどを背景に、ブラジル国内ではインターネットに接続できない携帯電話が再び注目されるようになり、消費者の注目を集めています。今年第2四半期の販売台数の伸びは、スマートフォン(スマホ)よりも…

クーニャ前下院議長を拘束

国内各メディアによると、国営石油ペトロブラスにからむ汚職に関与したとして起訴されているエドゥアルド・クーニャ前下院議長(すでに議員失職)が19日、ブラジリア連邦直轄区で連邦警察により拘束されました。クーニャ氏は下議在職中、ペトロブラスの掘削…

ネットにルーラ氏拘束の情報

サンパウロ市近郊サンベルナルド・ド・カンポにあるルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ元大統領の自宅マンション前に16日深夜から支持者など約100人が集まりました。 国内の報道によれば、国営石油ペトロブラスにからむ汚職捜査が新たな段階に入り、ルー…

シマヅ・ド・ブラジル 販売代理店と経営統合

医療・分析機器会社のシマヅ・ド・ブラジル(的場俊英社長、島津製作所のブラジル法人)が販売代理店SINC社と経営統合を行い、新社屋をバルエリ市(サンパウロ都市圏の北西部に位置し、人口27万人の都市)に新築、移転し、13日にブラジル新本社の開所…

小規模企業、経済に明るい兆し

小規模ビジネスに従事する企業が新規採用を再開しました。地元メディアによると、2016年2月以降、ブラジルの零細・小企業各社による新規雇用者数は一度も解雇者数を上回ることはありませんでしたが、8月の新規雇用者数は解雇者数を623人上回りました。同月に…

テメル新政権は親日的

18日に来日、天皇陛下にお目にかかり、安倍首相と会談、経済界とも交流予定のテメル大統領は、前政権と違い非常に親日的な政権といわれます。同大統領は日系人の多いサンパウロ出身で、日系社会や日本に非常に理解があり、同政権の首脳陣にも知日派が揃って…

60団体が出展して日本食品関連見本市開催

日本食品関連事業の見本市「アジアン・ジャパン・フード・ショウ」が9日から11日までの3日間、サンパウロ市内のセンター・ノルテ展示場で開催されました。同見本市には日本からの進出企業を含め60団体が出展しました。日本の進出企業では日本ハムのブラジ…

全国市議会議員選挙当選者の7%が20代

地元メディアによると、高等選挙裁判所が全国市長・市議会議員選挙で当選した約5万8000人の年齢別の集計を発表しました。発表によると、20歳代では、20〜24歳が1093人、25〜29歳が3100人で、全体の約7.2%を占めました。20歳未満(18、19歳)でも117人が…

ブラジルの汚職度は4番目

国内メディアによると、スイスに本部を置く非営利団体「世界経済フォーラム」が138カ国を対象とした2016年の競争力ランキングを発表しました。ブラジルは81位でした。問題なのは汚職に関するランキングで、ブラジルはベネズエラ、ボリビア、チャドに次いで4…

家族手当受給世帯の子供を支援=テメル政権=

地元メディアの報道によると、連邦政府は家族扶助プログラム「ボルサ・ファミリア」の手当を受給している家庭の3歳までの児童を対象にした支援プログラム「クリアンサ・フェリス(幸せな子供)」を発表しました。ミシェル・テメル政権が社会分野において初…

テメル政権を68%が「信頼しない」

各メディアによると、ブラジル世論調査・統計機関が行ったテメル政権の調査結果が発表されました。テメル政権を「良い」または「最高」と回答したのは14%で、「悪い」または「最悪」と答えたのが39%に上りました。大統領の信頼度に関する質問では、信頼す…

制限速度下げで交通事故死減少

サンパウロ州内の交通事故に関する情報を収集、分析する州の機関「Infosiga―SP」のデータで、同州内では交通事故による死亡者の数が昨年に比べて減少していることが判りました。地元メディアが伝えています。 2016年1〜8月には同州内で約12万800…

国外旅行支出久々に拡大

地元メディアによると、ブラジル人旅行者の今年8月の国外での支出額が12億9000万ドルで、昨年8月の12億6000万ドルを上回りました。ブラジル中央銀行の調べによるものです。 国外旅行支出が前年同月を上回ったのは15年1月以降で初めてです。関係者によると、…

サンパウロ州立校教師 月平均334人が退職

国内メディアによると、サンパウロ州の州立学校で今年1月から5月の間に退職した教師の数は1671人で、1カ月あたり334人となっています。過去3年間で最も多い退職者数で、2015年同時期の退職者数は1531人、14年は1639人でした。州教育局は退職者数の数につ…

テメル政権好評価は12%

エスタード紙によると、ブラジル世論調査・統計機関が28日、サンパウロ市の有権者を対象に行った連邦、サンパウロ州、同市政権の評価に関する聞き取り調査の結果を発表しました。発表によると、テメル大統領の政権運営について、「最高」または「良い」と答…