中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

元民警、日系人を拉致、父親に釈放金要求

サンパウロ市南部のパレレイロ区で商店を経営する日系人ジョニー・カオル・ノリユキさん(26)を拉致、父親から3万レアル(約12万円)の釈放金を奪って逃走した元民警のリベイロ(40)とその仲間を軍警が追っていますが、20日現在、まだ逮捕されていません。…

上がった物と下がった物

ドル高が続くブラジルでは、一部でインフレを心配する観測も出ています。確かに全体としてみた場合、10月のインフレ率は9月の0.26%を大きく超え0.45%も上昇、過去12ヵ月で見ると、6.41%に達しています。 しかし、物によっては値下がりしており、全体とし…

法曹界の日系7氏が表彰される

ブラジル東北部にあるナタール市で11日から開催されていた『第21回全ブラジル弁護士会議』で、ブラジル日本移民百周年を記念してブラジル弁護士協会(OAB)から日系の法律家7人が表彰され、記念プラッカが授与されました。 表彰されたのは、法律家の横浜…

ES州沖で高純度の大型油田を発見

21日、ペトロブラスが発表したところによりますと、リオのカンポス沖海域北部の通称パルケ・ダス・バレイアス(鯨公園)での採掘作業で高純度の良質な大型油田を発見、2本の海底掘削に成功しました。発見された油層の埋蔵量は、15億から20億バーレルと推定さ…

ブラジル銀行が54億レアルでノッサ・カイシャを買収

ブラジル銀行は20日、サンパウロ州立ノッサ・カイシャ銀行の買収契約を発表しました。買収額は総額53億8600万レアル(約2262億1200万円=11月25日現在)。さきのウニバンコとイタウ銀行の大型合併に続くもので、今後のブラジル金融界の動向が注目されます。…

バイア州の森林で火事広がる

アメリカのカリフォルニア州で大火があったばかりですが、夏が近づいてきたブラジルでも森林火災が頻繁に起きています。北部のバイア州では頻繁に起きる山火事で、わずか1カ月間に、豊富にあった自然林公園の森林が約半分も焼失したということです。 14日に…

犯罪組織と警官隊が銃撃戦、3人死亡、11人負傷

ブラジル現地での報道によると、小銃やピストル、リボルバーで武装した15人ほどの強盗団が7日午後、サンパウロ国際空港のあるグァルーリョス市で、数台の車やオートバイで銀行に乗りつけ、窓口にあった11万レアル(約440万円)を強奪、逃走を図りました。通…

総額40億レアルを自動車メーカーに融資

ブラジル銀行から自動車メーカーへの融資をマンテガ蔵相が6日、正式に発表しました。全メーカーが対象で総額40億レアル(約1600億円=11月21日現在)になります。金利は銀行間金利のCDIが適用され、担保はメーカーの顧客融資枠が充てられます。 ブ…

ルーラ大統領、声明を発表

ブラジルのルーラ大統領は先頃開かれたG20首脳国会議で、世界的に広まりつつある金融危機から脱却を目指すために参集した各国首脳が注目する中で演説、多国間の代議制再建とファイナンス制の合法性などの見直しの必要性を強調するとともに、G20世界市…

浮気男には手痛い新法

連邦政府は、胎児と妊婦の健康に配慮して、妊娠中のDNA鑑定を禁止する新法令を制定しました。出産にかかる費用を全額負担しなければならない妊婦を助成する必要からも制定されたもので、これにより父親と見られる男性は、胎児を認知するしないに関わらず…

資金不足で隅田川花火のサンパウロ市開催中止

ブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓会長)が開催を楽しみにしていたサンパウロ市での隅田川花火開催が中止となりました。同協会によると中止理由は、日本で開催するための資金が集まらなかったためだそうです。 花火大会は大晦日開催を計画しており、…

不法滞在者へ特赦令か

連邦政府のルイス・パウロ・バレット法務次官は11日、現在約5万人に及ぶ不法滞在外国人に対する特赦令を年内に制定するよう検討していると語りました。特赦令を検討しているのは、特赦を与えた国々から400万人の海外に不法在住しているブラジル人にも、同じ…

金融市場から外資流出

金融資本の逃避と貿易収支黒字の減少から、ブラジルの10月の為替市場は1999年1月以来の最悪となりました。外資の流出は46億ドルを記録しています。10年前、レアルへの投機的な攻撃と為替制度の変更から、外資の逃避が86億ドルを記録して以来のことです。

強盗2人を軍警が射殺

日本では考えられなことですが、ブラジルでは悪人と警察官の撃ち合いが日常茶飯事のごとく行われます。先日も、国際空港のあるグァルーリョス市で、押し入った3人組の強盗と警官隊が撃ち合いになり、犯人2人が射殺され、1人が重傷で病院に収容される事件が…

失業率は1998年以来の低水準

労働シンジケート経済研究所Dieeseは先月末、6大都市の失業率が8月の14.5%から9月には14.1%に下がったと発表しました。9月の失業率としては1998年以来の低水準です。失業者数は推定で283万9000人で、8月より7万2000人減少しています。 失業率の低下…

30万余の出稼ぎに試練の時代

アメリカに端を発した金融恐慌の余波を受け急激な円高に見舞われた日本では、輸出企業を中心に打撃を受け、減産を強いられた企業の中には、早々と派遣作業員の解雇をするところが現れています。最も弱い立場にいるブラジルからの出稼ぎ労働者30万人の中にも…

アマゾン地域の日系人口は5万人前後

汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長代理)が昨年から実施している日系人口調査によると、アマゾン地域の日系人口数は、約4万7500人から5万2500人と推定されています。パラー州だけで2万5000人から3万人が在住しているようです。 細かく見てみますと、アマ…

コンゴニアス空港拡張計画が浮上

航空機の大型化で危険な空港といわれているサンパウロ市内の都市型空港・コンゴニアス空港の拡張計画が日程に上ってきました。これは先頃行われたネルソン・ジョビン国防相、ジョゼー・セーラ、サンパウロ州知事、ジルベルト・カサビ、サンパウロ市長の三者…

イタウ銀行とウニバンコが合併

ブラジル中央銀行総裁エンリッケ・メイレーレス氏はさきごろ、金融持ち株会社のインベスティメントス・イタウとウニバンコ・ホールディングスが、傘下のイタウ銀行とウニバンコの合併で合意したと発表しました。 合併後の新会社イタウ・ウニバンコ・ホールデ…

蜂に刺され9人負傷、家畜も被害

10月も終わりに近づいたサンパウロ市から53キロメートル離れたアラサルグアマ市の郊外で、蜂の巣を突いたような騒ぎが起きました。文字通り、蜂に襲われ9人が負傷、家畜30頭も被害を受けたのです。この蜂騒動には地域の住民も驚き、蜂から逃れようと自宅から…