南米では隠れた高級ワインとしてワイン通に人気のあるチリ・ワインですが、そのチリ・ワインに負けるなとばかりブラジルのワインの産地として知られるリオ・グランデ・ド・スル州セーラ・ガウーシャ市では、生産者らが力こぶを入れて白ワインを製造しました。そのワインの出来がよく、生産者たちは、味では世界に出しても引けを取らないと自信満々です。
ブラジル国産ワインの9割を占める一大産地の同市は、輸入品に押され気味だった国産を盛り上げようと、これまで原料となるブドウの品質向上に力を注いできました。その結果、ブドウの品質が大きく向上し、ワインの味も急上昇したそうです。2008年の白ワインについて生産者たちは、「最高の出来」と胸を張っているとか。
特にフルーティーで軽い口当たりのミオロ社とサルトン社の白ワインが逸品だといいます。白ワインは和食との相性も抜群といいますから、ブラジルへ行かれた折には是非ともご試飲をお奨めしておきます。