中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

活力を取り戻す処方箋「国家輸出計画」発表

ブラジル政府は24日、「市場へのアクセス」「販売促進」「貿易の円滑化」「輸出への融資と保証」「輸出支援のためのメカニズムと税制の改善」という五つの柱から成る「国家輸出計画」を発表しました。地元メディアによると、同計画は資金援助のほか、輸出手…

受刑者が年間7%増加

地元メディアによると、法務省が刑務所総合情報システムの調査結果を発表し、その数字で国内の受刑者が年間7%増加、刑務所人口は米国、中国、ロシアに次いで世界4番目に多い60万7731人に達していることが分かりました。 数字は2014年6月時点のもので、刑務…

セルタネージョ歌手 ショー帰りに事故死

地元での報道によると、セルタネージョ歌手のクリスチアーノ・アラウージョ氏(29)が24日、ゴイアス州内陸部の高速道路(BR―153)で自動車事故により死亡しました。後部座席にいた恋人のアラナ・モラエスさん(19)は車外へ放り出されて即死でしたが、車…

ペトロブラス、ガスペトロを売却

ブラジル史上最大といわれる汚職事件の渦中にある国営石油会社ペトロブラス(Petrobras)は、現金保有の強化と負債圧縮のための資産売却計画の一環として天然ガス等の製造、販売などを手がける同社子会社ガスペトロ社の売却を検討しています。地元メディア報…

高学歴者まで広がる失業の波

地元での報道によると、景気低迷が長引く中、歴史的低水準とまで言われた失業率は今年初めから徐々に上昇し、その失業の波は大卒などの高学歴者にまで及んきました。 大学卒業生はここ10年の間に年間52万8000人から同83万人に増大しました。政府が提供する修…

ロビーニョの親類宅に強盗

地元での報道によると、サンパウロ州サンビセンテ市で17日、サッカー・ブラジル代表のロビーニョの親類の家に武装強盗犯が押し入り5人を人質に取りましたが、犯人は駆けつけた警察官に説得され人質を解放、逮捕され、事件は無事解決しました。 犯人はイザッ…

日本への出稼ぎ労働者、増加の兆し

地元での報道によると、在日日系ブラジル人労働者の数が2008年以来7年ぶりにプラスに転じました。1990年から08年にかけ、在日日系ブラジル人数は17万6000人から33万人に急増しました。しかし08年の世界金融危機で解雇になり、生活に困る日系ブラジル人が続出…

サッカーW杯会場は負の遺産

地元での報道によると、2014年サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で新設及び改装された競技場が現在、各サッカークラブやブラジル政府、地方自治体、工事を請け負った企業などに大きな重荷になっています。工事が未完了のまま大会を開催し、現在…

出版社や作家は電子書籍化に疑問符

地元での報道によると、電子書籍の普及が世界的に進んでいますが、ブラジルでは紙媒体の書籍が根強い人気を誇っています。経済調査院の発表では、2013年度のブラジル国内における書籍の売り上げは合計53億レアルでしたが、電子書籍の売り上げはそのうちの3…

リオから東京へ繋ぐ「東京キャラバン」の調査開始

リオ五輪の次に開催される2020年東京五輪に向け東京都は、来年8月21日のリオ五輪閉会式後リオ市内で、「東京キャラバン」プロジェクトを予定しています。キャラバンはリオから日本へをテーマに実施されるもので、その下準備と視察のため日比野克彦氏、…

東京五輪

パナソニック、ネイマールをCM起用

パナソニックがウエアラブルカメラ新製品「HX―A1H」のプロモーション映像でサッカー・ブラジル代表のネイマールを起用し、同選手と子供たちが一緒にサッカーを楽しむ様子を撮影した動画「ネイマール目線」がユーチューブ上で公開されています。 HX―A…

経済

ミスニッケイ・オザスコが決定

オザスコ日伯文化体育協会主催の「ミスニッケイ・アセンボ大会」が、31日午後オザスコ市で行われ、ミスニッケイに23歳のタマラ・アユミ・由井さんが選ばれました。同出場者は2週間後に行われる「第6回日本祭り」(サンパウロ市)にも出場、祭りに華を添え…

日系社会

新車販売が絶不調

ブラジルの新車販売が大きく落ち込んでいます。地元メディアが、全国自動車販売業者連盟が発表したとして報じているもので、2015年5月の国内新車販売台数(乗用車・軽商用車・トラック・バス、登録ベース)は21万2713台と前月より3.4%減になっています。対…

サッカーチーム「サントス」、ネイマールに損害賠償請求

地元での報道によると、「サントス」は29日、ネイマールのバルセロナ移籍で多額の損害を被ったとして、国際サッカー連盟(FIFA)にネイマール本人と父親、ネイマール・スポーツ・マーケティング社、バルセロナを訴えたことを明らかにしました。この訴訟…

モノレール建設、リオ五輪にも間に合わず

地元での報道によると、サンパウロ市のモノレール17号線の敷設が予定通り進まず、サンパウロ州政府はリオ五輪後の2017年に完工予定と発表しました。地下鉄1号線のジャバクアラ駅と4号線のサンパウロ・モルンビー駅をつなぐ17号線は全長18キロ、18駅で、同…

女性教師が愛人と共謀し夫殺害

地元での報道によると、サンパウロ州アパレシーダ・ド・ノルテ市の州立校に勤務するポルトガル語教師が3日、夫の殺害容疑で逮捕されました。殺害された夫のルイス・バレットさん(49)はサンパウロ市内の金融会社に勤務し、週末だけ自宅に帰宅する生活を10…

3Dプリントの人工頭骨移植手術に成功

地元メディアによると、カンピーナス総合大学付属のクリニカス病院で、3Dプリンターで出力したチタン製の人工頭骨を移植するブラジル初の手術に成功しました。これまでブラジルでは頭骨の形成外科治療で3Dプリントした頭骨が使用された例はありません。 …

密輸品購入3人に1人

ブラジルの消費者の3人に1人は何かしらの密輸入品を購入したことがある、と地元メディアが報道しています。世論調査会社ダタフォーリャ社が全国143自治体で実施した調査結果を明らかにしたものです。調査の結果を同社は、購入動機を価格の安さと指摘し、購入…

ペットボトルを回収する「川の清掃犬」

地元メディアが、サンパウロ市を流れるチエテ川に捨てられたペットボトルを泳いで回収する犬が話題になっている、と報じています。TVのグローボ局クルーが観測したところ、川に飛び込んではペットボトルを口にくわえて川岸へ戻ってくる動作を繰り返し、20分…

降霊術で小学校がパニック

地元メディアによると、アマゾナス州マナウス市内にある全日制ジョゼ・カルロス・メストリーニョ初等学校で、生徒らが「降霊術の儀式」を開始した直後にパニック状態になりました。儀式を始めたのは女子生徒で、始めてから1〜6年生の子供たちが教室や廊下…

喫煙者が30.7%減少

地元メディアによると、厚生省は28日、ブラジルの喫煙者数が過去9年間で30.7%減少したと発表しました。2014年度の全人口に占める喫煙者の割合は10.8%で、06年は15.6%でした。ブラジル政府は20年までに、喫煙者数を9.1%まで下げることを目標にしています…

サンパウロ総合大学でデング熱ワクチン臨床試験

地元メディアによると、サンパウロ総合大学がサンパウロ市内のブタンタン研究所でデング熱ワクチンの臨床研究に取り組んでいます。サンパウロ州保健局の関係機関である同研究所でのデング熱ワクチン開発は既に第1相試験を終え、今回は第2相試験になります。…