2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ブラジル厚生省は、サンパウロ州が禁煙条例を施行する8月5日に合わせ、健康被害を警告するタバコのパッケージを一新します。これは、国立がん研究所がタバコデザインの禁煙効果を調査したところ、喫煙者の39%までが警告パッケージを見て禁煙を決意したこと…
スイスの検察庁によると、2008年に不正金の出所や流れを隠すマネーロンダリング(資金洗浄)をスイスの銀行で行ったとして摘発した115件のうち、6%はブラジル人絡みで、イタリア、スイスに次ぐ多さでした。世界の富が集中する同国の銀行口座には約7兆ドルが…
サンパウロの横文字新聞「オ・エスタード」にさきごろ、日系人は強盗の「格好の標的」という調査結果が報じられました。調査は、ブラジル公共政治センターと米世論調査会社「パブリック・アフェアーズ」が、2003年と2008年にサンパウロ市の成人計8000人を対…
離婚までの期間を短縮する改正法案が下院議会で論議され、20日、賛成374票、反対15で同法案の1回目の可決をしました。施行されるまでには上・下両院であと3回決議する必要があります。 この法案が施行されれば、離婚成立までには家裁判決後1年、または2年以…
新型インフルエンザの感染者が日本でも100名を超え、蔓延が心配され、予防用のマスクが飛ぶように売れて、品切れ店が続出しています。一方、ブラジルでも感染者が現れ、薬局では日本でのマスクの売れ行きに目を付け大量に仕入れたものの売れ行きはさっぱりで…
ブラジルで国際線の航空運賃が値下がりしています。ブラジル旅行業者会の調べによると、昨年同時期と比べ最大12%も値下がりしていそうです。旅行代理店が販売しているパック旅行も、2008年と比べ20〜30%も安くなっているといいます。
中国を公式訪問中のルーラ大統領は胡錦濤国家主席と会談、親密な友好関係を確認し合いましたが、ブラジル経済使節団が最大の目的としていた食肉輸出や航空機売買には胡主席が難色を示し、両国間にややすきま風が吹き始めたようです。 外交樹立35周年を迎えた…
13日午前、サンパウロ州オルトランジア市の民家で男性2人が日本刀で斬り合い、一人が死亡するという事件が起きました。決闘の相手も意識不明の重体です。 2人の男が争う声を聞きつけた近隣の住民が警察に通報、軍警が駆けつけたところバルテル・ダ・シルバさ…
IMFは、第2次大戦以降で最大のリセッションに見舞われたブラジル経済について今年は1.3%のマイナス成長となり、来年は2.2%のプラス成長になるという予想報告書を発表しました。 IMFの予想は、ブラジル政府が発表した成長率予想の今年2%、来年3.5%…
サンパウロ州とサンパウロ市が4月末に発表した路面電車「ライトレール」敷設計画について、地元のオ・エスタード紙が「東京のモノレールシステムを導入する可能性がある」と報じています。来日中のカサビ・サンパウロ市長とモラエス同市交通局長がシステムを…
サンパウロ州政府は、サンパウロ市のルース駅とクンビッカ国際空港(グアルーリョス市)を連絡する「エスプレッソ・アエロポルト(空港特急)」の建設計画を発表しました。エスプレッソ・アエロポルトは、サンパウロ郊外電車の延長計画で、ルース駅から、ブ…
民間航空庁による国際航空便の運賃規定撤廃方針を受け、さっそく運賃値下げに走る動きが始まりました。値下げを始めたのはイベリア航空(スペイン)と大英航空(イギリス)で、まずブラジル以外の外国航空会社が先鞭を付けました。 両社はそれぞれサンパウロ…
サンパウロ州議会での禁煙法案可決で、サンパウロ州内は6月から屋内での喫煙が全面的に禁止されます。同法は、不特定多数が利用する閉鎖された公共の空間では喫煙を禁止するもので、ショッピングセンター、飲食店、ホテル、職場、マンションの共用部分、タク…
日本政府(厚生労働省)の「帰国支援制度を利用して帰国したブラジル日系人就労者には今後特別就労ビザを発給しない」という制度に各方面から反発の声が挙がっていますが、国や全国の地方自治体に先駆けて今年3月から帰国支援融資制度を実施している岐阜県で…
ブラジル訪問を予定していたイランのマフムド・アフマディネジャド大統領が突然キャンセルしてきました。ホロコースト否定説や反イスラエル過激発言を繰り返す同大統領の訪問中止に、パウロ・バヌーチ人権特別局長官は「結果的によかった」と内心ほっとして…
日系社会まとめ役の総本山ともいうべきブラジル日本文化福祉協会第11代会長に木多喜八郎氏が就任しました。先に行われた同協会会長選挙で、チェンジを標榜した小川彰夫氏を破って当選、第11代会長に就任したものです。 木多氏は前文協執行部の推薦で立候補し…
移民百周年記念企画の一環としてサンパウロ新聞社が2007年7月から翌年3月まで同紙社会面に連載していた企画連載記事「伯国の大地に生きる日本女性物語」を単行本にまとめた「ブラジルへ渡った百人の女性の物語」の日本語、ポルトガル語両語版がこのほど完成…
日本で働く日系人就労者が政府から帰国支援金を受け取って帰国した場合、日本政府は特別就労ビザを再度発給しないとしていることで、内外から反発の声が上がっています。 日本のメディアだけでなく、米国のニューヨークタイムズ紙にもこれを問題視する記事が…
ブラジル厚生省のテンポロン厚相は29日現在、新型インフルエンザ感染の疑いがあるとされる患者が38人になったと語りました。同相は「ブラジルもウイルスの脅威にさらされている」とも述べ、国民に予防策の徹底と冷静な対応を呼びかけています。 患者の内訳は…
フォーリャ・デ・サンパウロ紙の報道によると、マンテガ・ブラジル蔵相は「経済は既に底を打った」と語り、メイレーレス中銀総裁も「回復のサインが見える」と述べました。一部にはこの見方は時機尚早との反発もあるものの、両氏は下半期から回復へ向かう兆…
ブラジル総務省ペルナンブッコ州支所は、海亀保護地のフェルナンド・デ・ノロンニャ島にあるバール(コーヒー兼雑貨店)を環境保全法違反の疑いでレシーフェ地裁に告訴すると共に供給中の電力を切断し営業停止にしました。 同バールは、排泄物の適切な処理を…