中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

聖火リレーの行程を発表

各メディアによると、リオ五輪組織委員会が24日、95日間に及ぶ聖火リレーの行程を発表し、聖火は5月3日に首都ブラジリアをスタートすることが分かりました。総勢1万2000人の聖火ランナーによって中継され、ブラジル329都市を回ります。開会式が行われるリ…

米格付け会社がブラジルの等級引き下げ

各メディアによると、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズが、ブラジルの信用格付けを投資適格級で最も低いBaa3から投機的等級のBa2へ2段階引き下げたと発表しました。見通しも「ネガティブ」としており、今後さらなる格下げの可能性も示唆し…

汚職疑惑のサンターナ夫妻が帰国、連警が拘束

各メディアによると、ペトロブラス汚職を捜査する連邦警察が22日に一時勾留令状を出していた広告企業家のジョアン・サンターナ氏と夫人のモニカ・モウラ氏が、23日、滞在先のドミニカ共和国からサンパウロ州のグアルーリョス国際空港に到着、夫妻は同空港か…

ホテル宿泊料金、五輪期間中は9倍?

テレビでの報道によると、五輪開催中のリオ市内のホテル宿泊料金が高騰、セントロ地区の4つ星ホテルで通常の料金の4〜5倍、五輪の中心地チジュッカ地区やコパカバーナでは通常の9倍という例も現れています。 ニュース番組「ジョルナル・ド・グローボ」(…

社会民主党と大統領派、泥沼の争い

フォーリャ紙によると、高等選挙裁判所に正副大統領の任期剥奪を求めるよう訴えた社会民主党に対しジルマ大統領は18日、「社会民主党は選挙裁判所を政治的に利用」していると非難、自分は「直接的、間接的にも、選挙の寄付金を得るためのいかなる汚職行為に…

神経疾患のギラン・バレー症候群発症増加 原因はジカウィルスか

エスタード紙によれば、筋力低下などをもたらす急性神経疾患のギラン・バレー症候群の発生がブラジル国内で増加しています。世界保健機関の発表で分かったものです。昨年1月から11月の間に確認された件数は1708件で、過去数年の平均より19%増加しています…

麻薬持ち出しで女性2人逮捕=グアルーリョス国際空港

地元メディアによると、サンパウロ州のグアルーリョス国際空港で13日、2人の女性が国外に麻薬を持ち出そうとして逮捕されました。2人とも、モロッコのマラケシュ経由でポルトガルのリスボンに向かう同じ便に搭乗しようとしていました。 逮捕された年上のの…

ブラジルの夏時間21日に終了

2015/16年度の夏時間が21日(日曜日)に終了します。夏時間を採用している中西部、南東部および南部の10州と連邦直轄区では、21日午前0時に時計の針を1時間戻すことになります。 今年の夏時間は15年10月18日から126日間実施されました。全国電力システム運…

全国で「ジカ・ゼロ作戦」を開始

各メディアによると、ジカウィルスを媒介するネッタイシマカの駆除と市民の啓発を目的とした連邦政府のキャンペーンが13日から始まりました。軍から22万人が動員され、ジルマ大統領はじめ28閣僚も参加、運動を盛り上げています。大統領は8月に五輪を控えるリ…

ジカウィルスの感染疑い800人=サンパウロ州

エスタード紙によると、サンパウロ州リベイロン・プレット市の流行病監視局の調査で、同市でジカウィルスに感染した疑いのあるケースが800件に上り、うち140人が妊娠中の女性と判りました。昨年同市で感染が確認されたケースはわずか8件でした。 同紙は、研…

「太神楽」の鏡味未千代さん、ブラジルで公演

太神楽の曲芸師、鏡味未千代さん(かがみ・みちよ、本名=高橋麻帆、39)が3月、ブラジル公演を行います。この公演は文化庁の海外派遣事業の一環で行われるもので、3月13日から18日までリオデジャネイロ、サンパウロ両市で公演します。公演場所はサンパウ…

社会

小頭症のいる家族の養育、夫が放棄

オ・エスタード紙が、小頭症の症例報告数が最も多いペルナンブコ州で、自分の子供が小頭症であることが判明した後に、妻や同棲相手を見捨てる男性が多いと報じています。記事の中で医師が、「特に結婚していない若者たちの間で増加している」と指摘していま…

汚染食品を調査する食品検査犬の訓練開始

地元メディアによると、連邦農務省は国内で初の食品検査犬の訓練を始めました。検査犬はラブラドールのロメウ。外国から持ち込まれる汚染食品を調べるため、ブラジリアの国際空港で国際荷物の臭いを嗅ぐ任務に就きます。訓練は3月に終了し、食品の検査を始…

サンパウロのカーニバル2016、豪華絢爛に幕開け

カーニバルはリオデジャネイロが有名ですが、リオに限らずブラジル全土で一斉に行われます。有名なのはサルバドールのカーニバルで、観光化されたリオよりも、カーニバルの通人はサルバドールを訪れると言われます。 5日から(9日で)は、サンパウロ市のア…

社会

ジルマ大統領が「ジカウィルス撲滅に国民の団結」要請

ジルマ大統領は3日のテレビ・ラジオの演説で、ジカ熱ウィルスを媒介するネッタイシマカの繁殖防止に向け国民の団結を呼び掛けました。政府は、今月13日から軍隊22万人を動員、各地で蚊の駆除と繁殖源除去の活動を実施します。 大統領は演説で、「私たちが団…

大統領が国会で小切手税に言及

地元メディアによると、ジルマ・ルセフ大統領は国会の上下両院開会式で、財政安定のため小切手税(金融取引暫定納付金の通称)の一時的措置の必要性を強調しました。大統領は「例外的な時期にあることを考慮してもらいたい。意見ではなく、データを見てほし…

小頭症例増加で中絶論議高まる

ブラジルのメディアによると、小頭症症例の増加で中絶に関する議論が高まっています。現在ブラジルでは、母親の命に危険があり、レイプで妊娠したり胎児が無脳症であった場合にのみ中絶が認められています。 BBCブラジルのインタビューの中で人類学者のデ…

国外送金に25%課税、教育、医療費は免除

オ・エスタード紙によると、国税庁はレジャー旅行やビジネス、サービス、トレーニング、公職に関連したサービスに対する支払いのため国外送金に25%の所得税を課しています。今年の1月1日から実施されました。税率25%はホテルや交通費、宿泊費、パッケー…

不況で修理して再利用する人が増加

フォーリャ・デ・サンパウロ紙によると、失業の増加と所得の実質減によってサンパウロ市民の物品購入ペースに変化が生じ、玩具や車、高級靴から運動靴、持ち家まで再利用する人が急激に増加しています。サンパウロ市フェコメルシオ指数は、2015年末の市民の…

ドル高が密輸に影響、押収総額が2割減少=パラグアイ国境=

地元メディアによると、フォス・ド・イグアスー警察署が26日に公表した集計で、連邦警察が昨年押収した密輸品の総額が4100万レアル(約12億円)相当で、2014年の4940万レアルからほぼ20%減少したことが明らかになりました。モザルト・ペルソン・フックス署…