中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ユニクロがブラジル進出へ

日本のカジュアル衣料品の生産・販売のユニクロが数年内にブラジルへの進出を考えているとブラジルで報じられています。ユニクロは、日本国内に800店、中国や米国など国外に140店舗を展開するファンション界のリーダー的存在で、目下のところは中国に力を入…

ペットはW杯恐怖症

サッカーW杯のブラジルチーム試合日は、全国民がテレビに釘付けとなり、街中は試合前から爆竹が鳴り響き、町全体が祭りムードとなります。ところがペットはこうした騒音が大嫌い、そのたびに体調不良になるペットが後を絶たず、サッカーの試合日はペットに…

サンパウロ市モノレール計画の入札不調

サンパウロ市の公共交通網整備計画で建設費の安いモノレール建設計画(ビラ・プルデンテから東部のシダーデ・チラデンテスを結ぶ)が進められてますが、前回に引き続き今回も工事入札が失敗に終わりました。同市が定めた約20億レアルの最高価格を下回る応札…

新聞の定期購読25%

オ・エスタード紙の報道によると、通信省の新聞の購読率調査によれば、全国家庭の46.1%が不定期で新聞を購読、毎日という定期購読者は24.7%ということが判りました。不定期購読者の30.4%が「週に1度」の購読で、その半数近く(42.3%)が日曜版に集…

投資額は過去最大規模

国営石油会社ペトロブラスは21日、2010〜14年の投資計画を発表しました。今後5年間に、09年〜13年の計画(1744億ドル)から28%増やし、総額2240億ドルを投資する計画です。投資は増資でまかなう形を取り、沖合鉱区の権益を株主らに配当する代わりに、政府に…

東北ブラジルで豪雨、死者31人、避難生活9万人

地元紙の21日の報道によると、東北ブラジルのペルナンブッコとアラゴアス両州で15日以降、豪雨が続いています。両州防衛当局によれば、20日までに計31人が死亡、アラゴアス州ウニオン・ドスパルマレス市では約1000人が行方不明となっており、避難所生活者は…

長寿の秘訣はぽっちゃり体型

地元横文字紙が、太り気味の高齢者は手術や感染症、心肺機能の低下からの回復に体内脂肪が役立ち、手術後に良好な結果が得られるという研究結果を報じています。報道によると、体重を身長(メートル)の2乗で割って算出するボディマス指数(BMI)は18.5…

「社会保障協定」が前進

フォーリャ・デ・サンパウロ紙の報道におると、日本・ブラジル両政府が2004年から進めている、老齢年金に互換制を持たす社会保障協定の締結交渉が大詰めを迎えています。在日ブラジル大使館職員によれば、協議は最終段階に入っており、8月1日にも詳細が発…

医学研究論文が飽和脂肪酸の悪影響を否定 

肉や乳製品などの動物性食品に多く含まれる飽和脂肪酸はこれまで、過剰摂取が心臓疾患の原因と有害視されてきましたが、フォーリャ・デ・サンパウロ紙が、摂取が足りなくても心臓疾患の原因となり、ある程度の摂取は必要と報じました。 同紙が今年発表の医学…

景気加熱で住宅ブーム 供給追いつかず製品不足も

国内総生産(GDP)の伸び率が年率換算で11.2%程度と急成長中のブラジルは、今年度中に家屋を新築または改築する家庭が2200万戸という住宅ブームです。ダッタ・ポプラー研究機関の調査で分かりました。(エスタード・デ・サンパウロ紙の報道) 建築資材…

大統領候補出揃う ジルマ、セーラ、マリーナ

10日から12日にかけて行われた各政党の全国大会で、10月の大統領選候補者の正式立候補表明が行われました。緑の党(PV)からマリーナ・シルバ氏、ブラジル民主社会党(PSDB)からジョゼ・セーラ氏、労働者党(PT)からジルマ・ロウセフ氏が出馬を表…

ジェネリック対策でバイアグラが半額 10/06/14 (10:42)

20日に特許切れを迎える男性の勃起不全(ED)治療薬「バイアグラ」の特許元である米製薬会社ファイザーが、後発医薬品(ジェネリック)に対抗するため、9日から販売価格を半額に下げました。ジェネリックの生産販売を認める高裁判決が4月末に下り、特許…

父親が娘2人を16年監禁 10/06/11 (10:24)

常識では考えられない事件が発覚しました。以下、サンパウロ新聞の記事をそのまま紹介します。 娘に産ませた子供が9人 マラニョン州ピニェイロ市で、54歳の父親が自分の娘である長女(28)と次女(年齢不明)を16年にわたり自宅で監禁し、レイプして計9人…

未成年者の飲酒傾向、私立校生で顕著 10/06/10 (10:46)

地元フォーリャ紙の報道によると、サンパウロ国立総合大学の調査でサンパウロ市における未成年者の飲酒は、私立校に通う高所得層の子弟の間で顕著なことが分かりました。 調査は、市内37私立校で 13〜18歳の5226人を対象にしたもので、一度にコップ5杯以上…

各地で冷え込み サンパウロ市は8.7度

南国ブラジルも冬の季節を迎え、先週から寒波襲来でサンパウロ市は冷えっぱなしです。7日未明には今年の最低気温の8.7度を観測しました。空気が乾燥しており、湿度は25%。これ以上下がると、乾燥肌や喘息など人体への影響が出るため、乾燥注意報が発令され…

電気自動車の開発見送り

地球に優しい次世代カーとして注目を集める電気自動車の国内開発計画が延期されました。今年5月末にも開発計画の概要が発表されることになっていましたが、「100%電力」か「バイオ燃料とのハイブリッド」とするかで意見が分かれ、ルーラ大統領が開発計画の…

サンパウロ市でバイク専用道が開通

サンパウロ市の中心地、セー寺院広場からビラ・マリアナ区を結ぶベルゲイロ通りに、サンパウロ市で初めてオートバイ専用道が開通しました。ベルゲイロ通りと並行するビンテ・トレス・デマイオ大通りの二輪車事故を減らす目的で設けられたものです。 オートバ…

サンパウロ市の乗り入れ規制効果なし

サンパウロ市の車両ロジージオ(乗り入れ規制)が12年で効果が無くなりました。ナンバープレートの末尾番号により、市内への乗り入れを規制するロジージオは1997年に導入されました。ところが、交通工学公社の「第12回ピーク時評価報告書」によれば、2009年…

パラグアイも地デジ日本放送方式を採用

経済産業省によると、パラグアイ共和国は、同国における地上デジタルテレビ放送方式の規格として日本方式(ISDB―T方式)の採用を決定しました。 パラグアイの日本方式の採用で、南米ではブラジル、ペルー、アルゼンチン、チリ、ベネズエラ、エクアドル…

最も住みやすい町は首都ブラジリア

国際企業マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングが発表した「2010年世界生活環境調査」によると、ブラジル国内で生活環境が最も安定しているのはブラジリアでした。世界ランキングでは104位です。 筆者が訪れたブラジリアは、よそよそしく、どこ…

バイア州で「ゴールドラッシュ」

地元紙の報道によると、東北部のバイア州が「ゴールドラッシュ」に見舞われているそうです。といっても金銀がざくざく掘り出されているというわけではなく、厳密には「ゴールドラッシュ」現象が起きているということです。 現在世界的に鉄やニッケル、バナジ…

サンパウロ市ははやくもW杯商戦突入

南アでサッカーW杯開始が秒読みになってきました。サッカー王国のブラジルでは、4年後のW杯はブラジル開催とあって、今年のサッカーW杯はいつになく熱く燃えそうです。サンパウロ市内のサッカーグッズを中心に商う商店街では6月に入り、早くもW杯商戦に突…

配偶者死後の人工授精、未亡人が勝訴

地元紙の報道によると、パラナ州のクリチーバ民事裁判所第13法廷は、夫を病気で亡くした女性に対し冷凍保存した夫の精子で人工授精することを認めました。配偶者の死後、人工授精が認められるのは国内初のことです。 この夫妻は5年前に結婚、不妊治療を受け…