中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

サントス湾に薬やコカインの残留物質

23日付けの地元メディアによると、サンタ・セシリア大学とサンパウロ連邦大学がサンパウロ州沿岸部のサントス湾で行なった調査で、同湾の海水から医薬品やコカインの残留物質が確認されました。これらの物質が海洋生物に影響を及ぼしている可能性が懸念され…

「立ち小便」条例発効=サンパウロ市=

地元メディアによると、サンパウロ市(ジョアン・ドリア市長)は24日、同市内の路上で立ち小便をした者に対して500レアル(約1万7500円)の罰金を科す条例を施行しました。同条例案は今年4月、市議会で可決、市長も承認していました。 報道によると、立ち…

6100万人が債務不履行

セラーザ・エクスペリアンが13日、2017年10月時点で債務不履行に陥っている消費者が6100万人いると発表しました。16年の同時期は5840万人でしたから4.45%増になっています。 セラーザの関係者は、「債務不履行者の増加は『子供の日』の反映だ」と話していま…

心臓疾患死に次いで多い医療事故死

国内での報道によると、補完医療研究所がミナス・ジェライス連邦大学医学部と共同で調査しまとめたブラジル医療ケアの安全に関する報告書が22日発表され、2016年は30万2610人が投薬ミス、機器の誤使用、院内感染といった医療事故により死亡していたことが判…

ブラック・フライデーに 悪質業者暗躍

毎年11月の第4金曜日に実施される安売りイベント「ブラック・フライデー」は、ブラジルでも盛り上がりを見せるようになています。同時にその商法を悪用する業者も後を絶たないようです。今年は24日でした。 ブラック・フライデーは感謝祭(Thanksgiving Day…

干ばつで牛2万頭死ぬ=リオデジャネイロ州=

リオ州北部と北西部は深刻な雨不足に見舞われ、ここ数カ月で牛2万頭が飢えと渇きで死亡しました。牛の死亡で被った損害額は7000万レアル(約24億5000万円)に上り、被害額が大きかった14市は緊急事態を発令しています。地元メディアが報じています。 ニュー…

黒人の失業率が上昇=大サンパウロ圏=

地元メディアの報道によると、労組横断社会経済調査・統計所が実施した黒人と非黒人の労働調査で、サンパウロ市を含む39市で構成する大サンパウロ都市圏の黒人失業率が、2015年から16年にかけて非黒人の失業率よりも高く推移しました。調査では、非黒人の失…

億万長者が5年で30万人

地元メディアによると、スイスに本社を置く金融機関クレディ・スイスは、2022年までにブラジルの億万長者は29万6000人に達する、とみています。クレディ・スイスは、同社が評価・分析を行った23カ国中でブラジルは億万長者の数の増加率がアルゼンチンに次い…

ブラジル政府、総額1309億レアルを投資

連邦政府は9日、来年末までにエネルギー、インフラ、防衛、住宅、都市交通、衛生設備、石油・ガス各分野で総額1309億7000万レアル(約4兆5839億円)の投資を行うと発表しました。新たな投資資金は進行中の事業、中断している工事に手当てされます。事業の一…

日本へ乳製品を輸出

地元メディアによると、農牧食糧供給省は先ごろ、「ブラジルは牛乳及び乳製品を日本へ輸出出来るようになった」と発表しました。同省国際関係局が日本から、「ブラジル産の牛乳及び乳製品に日本市場を開放する」という知らせを受け取ったからです。 ブラジル…

「可哀そうな熊」はサンパウロへ 

「世界一可哀そうな熊」として話題になっていた雌熊「マルシャ」が、快適に暮らせるようにサンパウロに移送されることになりました。裁判所の決定として地元メディアが報じています。 ブラジル北東部ピアウイー州の州都テレジーナ市は南緯5度と赤道に近く、…

ニコン、ブラジルのカメラ市場から撤退

光学機器メーカー、ニコン(牛田一雄社長、本社=東京都)のブラジル販売子会社「ニコン・ド・ブラジル」(Nikon do Brasil、本社=サンパウロ)は6日、オンラインショップを通じて独占的に行っているブラジル市場向けのカメラ、レンズ、写真用アクセサリー…

密輸品の押収額、17億レアルで過去最高

国内メディアによると、国税庁が1月から9月末までに空港、港、国境で押収した密輸品総額が17億レアル(約595億円)に上りました。16年同時期の14億7000万レアルに比べ15%増、同期間の押収額としては過去最高額です。 国税庁税関・国際関係担当官は、「ここ…

サンパウロ市幹部、情報開示の妨害を指導

地元メディアが、ジョアン・ドリア市長(サンパウロ市)をトップとする市役所が「情報アクセス法」に違反しジャーナリストへの情報提供を妨害する行為をしていると報じています。例えば、ジャーナリストが市内の道路の陥没や穴を修理する箇所がたくさんある…

前立腺がんで1.4万人が死亡

アジェンシア・ブラジルによると、2015年度にブラジルでは1万4484人の男性が前立腺がんで死亡しました。保健省のデータで分かったもので、ブラジルの男性にとって前立腺がんは皮膚がん(非メラノーマ)に次いで多いがんです。NGO団体「ラード・ア・ラー…

男女格差広がる

スイスに本部を置く非営利団体世界経済フォーラムが1日発表した「男女平等に関する年次報告書」によると、ここ10年間着実に縮まっていた世界の男女格差が今年になり再び拡大しました。国内メディアが報じたものです。同報告書は世界144カ国の男女平等につい…

商業者の景況感4カ月ぶりに改善

地元メディアによると、商業経営者の景気に対する見方がわずかに好転しました。商業者の景況感を表す全国商業連合の指数、商業経営者信頼感指数が9月から10月にかけて0.3%上昇し、16年10月の水準に比べて10.3%高い107.2ポイントを示しました。 商業連合は…

サンパウロ市が公金5500万ドル取り戻す

地元メディアによると、大手民間銀行の一つ、サフラ銀行は1日、現連邦下院議員で元サンパウロ市長のパウロ・マルフ氏(PP)が横領したサンパウロ市の公金を受け取ったことで法的責任を問われるないようサンパウロ市役所に1000万ドルを支払うことでサンパ…

期待インフレ率が6.4%に低下

地元メディアによると、消費者が先行き12カ月の物価上昇をどう見かを表す消費者期待インフレ率は、2017年9月から10月にかけて0.3ポイント低下し6.4%になりました。対前年同期比で2.7ポイント低くなっています。 ジェツリオ・バルガス財団ブラジル経済研究所…

16年の強盗殺人件は 7年前から5割増加

30日に発表された第11回ブラジル公共保安フォーラム年次報告書によれば、ブラジル国内で昨年記録された強盗殺人件は2514件で、1593件だった10年と比べ57.8%も増加しました。アジェンシア・ブラジルなど国内メディアが伝えています。 データは国内各州の公…

空き店舗の侵入者対策に路上生活者を利用

国内メディアによると、2年半に及ぶ不況がサンパウロ市の不動産市場を凍り付かせています。1年前からサンパウロ市内の商業地区には「貸します」「売ります」という張り紙を貼った空き店舗が目立ち始めました。それらの物件の多くは現在も空き店舗のままで、…