五輪招致成功でで大統領涙、ファベーラ撲滅を宣言

　リオ五輪決定の瞬間、ルーラ大統領は感涙にむせんだそうです。そして「他立候補地には悪いけれど、第三国と見なされてきたブラジルが、ついに先進諸国と肩を並べる日が来た」と語り、「これまでの大統領と違い、日々、ブラジルを前進させている。何事にも不可能はない」とファベーラ撲滅宣言までしたといいます。
　ルーラ大統領は五輪の総コーディネーターにジルマ官房長官を指名する意向で、来年の大統領選に出馬意向の同官房長官には大きな後押し材料と見られています。