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 環境車検が全ブラジルで義務化、厳しくなるポンコツ車の検査

 全国環境審議会は、サンパウロ市が実施している環境自動車検査を全国で義務付けることを決定しました。正式発表は11月末の見込みで、その後2年半以内に各州の環境局が検査を開始します。検査は、サンパウロ市が実施しているものよりも厳しくなる見通しです。今年から環境車検を導入している同市は、これまでの一酸化炭素排出量に加え、炭化水素検査も行ない、車検はさらに厳しくなりました。
 全国環境審議会は実行率を上げるため、環境車検を受けなければ通常車検も受けられない仕組みにすることも考慮しています。車検料は未定ですが、サンパウロ市の現行料金は52レアル(約2700円)のため、これに近い料金になると推定されます。。