新型インフルエンザの感染者が日本でも100名を超え、蔓延が心配され、予防用のマスクが飛ぶように売れて、品切れ店が続出しています。一方、ブラジルでも感染者が現れ、薬局では日本でのマスクの売れ行きに目を付け大量に仕入れたものの売れ行きはさっぱりで、在庫を抱え四苦八苦とか。サンパウロ新聞のコラムです。
「新型インフルエンザの流行で日本ではマスク奨励が叫ばれ、マスクが売り切れの店が続出、悲鳴をあげていると言うが、ここブラジルで薬屋サンに聞いたところ、マスクを購入する人はぼちぼちで、当てにして仕入れたが裏目に出てがっかりの店も多いらしい。余ったマスクを日本に輸出したら一儲けできるかな。いやいや、日本にいる家族や親戚、友人たちにマスクを贈ってカシでも作ればあなたの株が上がりますぞ」
ブラジル人と日本人の新型インフルエンザに対する考え方の違いがにじみ出ているようです。