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ブラジル経済は最悪の時期を過ぎた、と政府幹部

 フォーリャ・デ・サンパウロ紙の報道によると、マンテガ・ブラジル蔵相は「経済は既に底を打った」と語り、メイレーレス中銀総裁も「回復のサインが見える」と述べました。一部にはこの見方は時機尚早との反発もあるものの、両氏は下半期から回復へ向かう兆候がある、と自信をのぞかせています。
 メイレーレス総裁は、世界経済フォーラム・ラ米会議で「今後数カ月は足踏みが続こうが、自動車の分野では回復のサインが現れている」としています。
 マンテガ蔵相はブラジリアの下院公聴会で、「ブラジルは既に底を打った、危機が終わったということではなく、最悪の局面は過ぎ去ったということだ」コメントしており、ブラジル経済は数カ月の内に上昇基調にはいりそうです。