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NHK紅白歌合戦、サンパウロから生中継をはさむ

ncb2008-12-19

 ブラジル日本移民百周年を記念してNHKが、第59回紅白歌合戦にブラジルからの生中継をはさみます。ブラジルから生中継がはさまれるのは、15年ぶりのことです。今年の紅白は、「みんなでいっしょに。紅白」がテーマですが、ブラジルの日系人も一緒にということでしょう。
 中継は、サンパウロ市の東洋街にあるリベルダーデ広場から行なわれ、リベルダーデ文化福祉協会主催の年末恒例行事の餅つきや、レポーターの塚原愛さんによる来場者へのインタビューなどを交え、日系社会の年越しの模様が5分程度中継されます。
 紅白の放送時間は日本時間の午後7時20分から午後11時45分(ブラジル時間は午前7時20分から午前11時45分)まで行われます。中継時間はリベルダーデ文化福祉協会の餅つきが始まる午後9時時ごろ(ブラジル時間の午前9時ごろ)から5分程度。この中継に続いて、ブラジル日系人にはお馴染みの宮沢和史さん(ガンガ・ズンバ、ボーカリスト)が日本の紅白会場で、日本移民百周年記念曲の『足跡のない道』(第1回笠戸丸移民の中川トミさんに会ったとき作った曲)と『島唄』の2曲を披露します。
 NHKでは、リベルダーデ広場に集まった人が中継の様子と紅白を見られるように大型テレビを設置し、一緒に楽しんでもらう予定です。準備のため訪拍したNHKの制作担当者は、「人出が多ければ多いほど盛り上がます。たくさん集まってください」と日系人への協力を呼びかけているということです。