子宮癌の治療の権威として知られる日系の女医・親川ナジールさん(53、ペローラ・バイングトン病院勤務)が12日夜、サンパウロ市西部リオ・ペケーノ区ドトール・ジョォン・ビエイラ・ネーベス街で3人組の強盗に襲われ射殺されました。姪の卒業式の祝いに妹を連れて会場に行くため、妹の住んでいるアパートに迎えに行き、玄関前の道路で待っている間に強盗に襲われたものです。
調べによると、3人組に襲われた親川さんが驚いたはずみで車のブザーを鳴らしたため犯人が仰天、犯人の一人が慌ててピストルを発射、弾が腹部に当たり、親川さんは治療の甲斐なく死亡しました。医学界では子宮ガンの治療で知られた人だっただけに、突然の死に惜しむ声が絶えません。