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アルゼンチン大統領選始まる、調査では右派候補が有利

 ブラジルのメディアによると、アルゼンチン大統領の決選投票が19日、午後6時まで行われています。争っているのはセルジオ・マッサ経済相と右翼的言動が目立つ経済学者のハビエル・ミレイ氏です。世論は二分され、接戦が予想されています。世論調査ではミレイ候補がわずかに優位とされています。

 争点になっているのは、年間140%以上も物価が上昇するインフレ対策で、ミレイ候補は経済をドル化、中央銀行を消滅させるという提案をしています。

 アルゼンチンはブラジルの主要な貿易相手国で、ブラジルのルーラ大統領はマッサ候補寄りの姿勢を見せています。開票は投票締切後に始められ、現地時間の午後9時ごろ最初の発表がされる予定です。