ブラジルのメディア29日付によると、ブラジルの高等選挙裁判所は全会一致で、2022年の選挙でインターネット上でネガティブな選挙プロパガンダを推進したとして、ルーラ大統領とその陣営に25万レアルの罰金を科しました。
同裁判では、ルーラ氏の陣営が行ったボルソナロ前大統領に対しインターネット上で行ったネガティブなキャンペーンを審議、「反対者に対する否定的なコンテンツの宣伝を禁止」する条項に反するとして罰金を科したものです。
裁判所は、候補者とその団体の宣伝や利益を目的としてのみ、ネットでの選挙プロパガンダ戦略を認めています。ボルソナロ陣営は、ボルソナロ氏を無能で嘘つきで非人道的だと批判するする動画に疑問を呈し、訴訟を起こしていました。