ブラジルのメディア7日付によると、ペルーのアナ・セシリア・ゲルバシ外相が辞任しました。11月初めのディナ・ボルアルテ大統領のワシントン訪問中に設定されていたジョー・バイデン大統領との会談がキャンセルされ、アナ・セシリア外相に対し批判の声が上がっていました。
アナ・セシリア外相は同会談が流れた詳細な報告を議会に提出する意向を表明していましたが、議会はこれを拒否、このため同外相は辞任を決意したと言われます。アルベルト・オタロラ内閣総裁は彼女の辞任を確認するとともに、これまでの彼女のペルー外交への献身に感謝のコメントを発表しました。
また、アナ・セシリア外相は外交官としてのキャリアを通じて、ペルー政府を支援し続けることを約束しました。ペルーは国際舞台で様々な課題に直面しており、同外相はこうした状況のもとで、ペルーの評判を守ることを目指し努力したと言われます。
同外相は、議会に説明を拒否され、責任を果たせないと辞任したと見られています。