ブラジルのメディアによると、4日にアルゼンチンのプエルト・イグアスで開催されたメルコスール首脳会議（ルーラ・ブラジル大統領議長）の最終宣言に、ウルグアイのルイス・ラカレ・プー大統領はベネズエラの政権を批判し署名しませんでした。
同会議にはブラジル大統領の他、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの首脳が出席しました。席上、プー大統領は、ベネズエラの野党指導者が2024年の選挙に出馬を禁止されたことを受け、「メルコスール諸国はベネズエラ国民が完全な民主主義に向かうことができるという明確なシグナルを出すべきだ」と訴えました。
また、メルコスールの「個別交渉を否定し、窓口を一本に絞るべき」という貿易協定締結方針についても、ウルグアイは「ルーラ大統領が代表してEUと交渉することは知っているが、貿易協定は各国が交渉すべきであり、欧州連合（EU）全体と交渉する必要はない」と主張しました。
