ブラジルのメディアによると、ブラジルのルーラ大統領は16日、ベルギーの首都ブリュッセルに到着しました。今回の訪問は17日から18日にまで開催されるラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体と欧州連合の首脳が集まる会議に出席するためです。同首脳会議には60カ国が参加し、気候変動と貿易について議論される予定です。ルーラ大統領は19日に帰国予定です。
この訪問時にルーラ大統領は欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長や7カ国との首脳会談を予定しています。ボルソナロ政権時代にブラジルはラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体を脱退しましたが、ルーラ政権になって復帰しました。大統領府は、今回の会議出席が関係改善に弾みをつけると期待しています。
首脳会議では、気候変動と公正で持続可能な移行、包括的で公正なデジタル移行、市民の安全保障と国際犯罪との闘い、貿易と持続可能な開発、貿易と持続可能な開発などがテーマになるとされています。