ブラジルメディアによると、空白になっていたボリビアの大統領に8日、モラレス政権下で経済改革の頭脳といわれたルイス・アルセ氏が就任しました。エボ・モラレス前大統領が警察、軍の圧力でアルゼンチンに亡命してから1年になります。
アルセ新大統領は「これからわが国の新しい歴史が始まる」と述べました。大統領選出選挙ではアルセ氏が55.1%の支持を集め、競争相手だったカルロス・メサ前大統領は29%の支持しか得られませんでした。
モラレス前大統領は最初メキシコに滞在し、後にアルゼンチンに移りました。前大統領は、新大統領就任後の9日、ボリビアに戻ると宣言しています。