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夏場のブラジルでも1日264人死亡

 新形コロナの蔓延は秋から冬に入る欧州、米国、そして日本でも再燃し始めていますが、夏場を迎える南米ブラジルでも衰える様子がありません。ブラジルのメディアコンソーシアムが発表した9日の最新データでも、それが読み取れます。

 発表によると、ブラジルのコロナによる累積死者は162,638人に達し、累積感染者も5,675,766人を数えています。一日の増加は死者が264人、感染者が15,211人を記録しています。なお、電力不足が起きているアマパー州は、6日連続で新規氏死亡者、感染者の更新が出来ていません。

 新規に更新された州のみを見てみると、パラナ、サンタカタリーナ、ペルナンブコ、リオグランデ・ド・ノルテの4州で死亡者数が増加しています。リオデジャネイロサンパウロ両州はデータ登録システム(e-SUS)の不具合でアクセス出来ないため更新(リオ州は感染者は更新されています)されず、現状が判りません。