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医師不足解消に向けキューバから医師を招聘

 地元での報道によると、アントニオ・パトリオッタ外相は医師不足が深刻なブラジル内陸部にキューバ出身の医師6000人を「招聘する」計画を発表しました。発表は、キューバのブルーノ・ロドリゲス外相との会談で行われたもので、パトリオッタ外相は「両国の発展につながる協定で、戦略的価値もある」と述べています。
 計画では、キューバの医師は汎米保健機構(PAHO)からブラジルへの派遣の形になります。詳細はまだ詰められていませんが、2〜3年間、ブラジル国内で勤務することになりそうです。
 ブラジルの法律では、医療分野など専門職の場合、外国人の雇用にはさまざまな制限があります。しかし今回は、ブラジル政府が計画していることから、医師の「招聘」は問題にならないと思われます。政府は、将来的にキューバだけなく、ポルトガルとスペインからも医師を招き入れる方針を持っています。