中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

聖市でまたも集中豪雨

 2月27日から28日にかけてサンパウロ市内を中心に集中豪雨が発生し、チエテ川が今年に入り3回目の決壊をしました。市内各地での冠水が相次いだ2月の降水量は、1998年以来最多となる109.5ミリということです。この雨の影響で市内の交通網が遮断され、交通が麻痺状態になりました。
 チエテ川が氾濫したのは、ポンテ・ダ・バンデイラス、ビラ・マリア、アリカンドゥーバ、タツアペー、リモン・デ・チエテの各地区です。市内49か所で冠水し、消防隊に救援を求める救急電話が136件もありました。市内北部ではスーパーマーケットの塀が崩れて1人が負傷し、市内中心部では豪雨の影響で停電になり、88か所の信号が停止しました。