熱狂の夏のブラジル各地で5日から、カーニバルが始まりました。8日まで続きます。
サンパウロ市では4日夜からアニャンビーのサンボドロモでカーニバルが始まりました。リオのサンボドロモでは6日夜からスペシャルチームが出場しました。各地のカーニバルを紹介します。
【サンパウロ】
アニャンビー国際会議場側のサンボドロモでカーニバルが行われるようになって20年になります。話題になっているサンバチームは、4日夜に出場したトム・マイヨール。同チームのスポンサーの一つが労組中央機関の単一労センターで、ルーラ前大統領は単一労センターの金属労組出身で大統領まで上りつめており、前大統領と深い関わりのあるチームです。
【リオ】
リオで話題を集めているのは、ダンサーとして出場する有名人。タレントで司会者のサブリナ佐藤、モデルのグラシアーネ・バルボーザ。地元紙は、彼女たちがしなやかな肢体を維持するためにどのような努力をしているのかを報じています。参考までに記しますとーー。
1)足腰を鍛えるために膝の屈伸運動をしているが、重量挙げの重さがサブリナは20キロ、グラシアーネは180キロ。
2)うつ伏せの状態で足首に重りをつけて足を蹴り上げる。ヒップアップに効果があるという。重りの重量は、サブリナが8キロ、グラシアーネは24キロ。
3)腹筋運動。サブリナは150回、グラシアーネが350回。
4)椅子に座って足首で重りを持ち上げる。サブリナは35キロ、グラシアーネは100キロ。
5)うつ伏せになり足を蹴り上げる。サブリナは35キロ、グラシアーネは100キロ。
モデル並みの体型を維持したい方は参考にされては。
【フロリアーノポリス】
フロリアーノポリスの出場チーム、ウニードス・ダ・イーリャ・ダ・マジーアには、キューバの英雄チェ・ゲバラの愛娘のアレイダさん(50、キューバの医師)がアレゴリア(山車)に乗って出場します。同チームのテーマは「キューバ革命の顕彰」で山車は戦車だということです。
【サルバドール】
3日から始まっているサルバドールでは、同日から警察官が無期限ストに突入ししています。同地には観光客50万人が訪れており、マウリシオ・テレス治安局長は「ストの影響はない。2万2千人の警官が警備に当たっており安全を確保する」と話していますが、うまく治安が保たれたかどうか。
以上、地元各紙から話題を拾いました。