ブラジルのメディアによると、ブラジルのルーラ大統領は16日のキューバ・ハバナで開催される77カ国・地域（G77）首脳会議出席のため、15日、同国に到着しました。この会議には、G77を財政的・政治的支援を行っている中国も代表を派遣しています。
外務省によると、今回の主な議題は経済成長と気候変動との闘いについて討議される予定です。会議終了後ルーラ大統領はキューバのミゲル・ディアス＝カネル大統領と会談予定です。会談では、ボルソナロ政権時に疎遠になった両国の関係強化について話し合われると思われます。
キューバのミゲル・ディアス＝カネル大統領はカリブ海の島を統治している左翼政権のリーダーで、ラテンアメリカにおけるブラジル大統領の主要な同調者の一人です。ルーラ大統領がアメリカの対キューバ禁輸を批判していルノはその現れです。
会談終了後、16日のうちにルーラ大統領はニューヨークに飛び、19日の国連総会で開会演説を行い、20日にはニューヨークでジョー・バイデン米大統領と会談の予定です。
