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ブラジル大統領の支持率は38%、不支持は31%

 『フォーリャ・デ・サンパウロ』紙が14日、12日から13日にかけて行われた世論調査会社ダタフォーリャのルーラ政権支持率調査結果を報じました。それによると、ルーラ政権支持率は38%、不支持は31%でした。

 6月14日に発表された前回調査と比較すると、ルーラ政権への肯定的な評価は37%から38%へと1ポイント上昇し、不支持も27%から31%へと4ポイント上昇しました。

 ルーラ政権への支持者は、北東部の住民(49%)、学歴の低い人(53%)、貧しい人(43%)に多く、不支持者は南部(39%)、高学歴者(39%)、最低賃金5~10ドルの人(44%)、福音主義者(41%)に目立っています。

 ルーラ政権の将来への期待では、43%が良い政権になると期待し、28%が期待できないと否定的な見方をしています。また、これまでの大統領の行動については、53%が期待した以上のことはしていないと評価し、期待通りのことをしていると回答したのは25%でした。

 ちなみに、任期8カ月を残していたボルソナロ前大統領の支持率は29%、不支持率は38%でした。