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リオグランデ・ド・スル州(ブラジル)の暴風雨での死者55人に増加

 リオグランデ・ド・スル州の暴風雨被害は5日までに死者55人に達し、2023年の人的被害(54人が死亡)を超えました。ブラジルのメディアによると、民間防衛局は他に7人の死亡者の可能性を指摘し、さらに74人が行方不明になっているとしています。

 昨年、リオグランデ・ド・スル州は、6 月、9 月、11 月と3回も暴風雨に見舞われ、合計75 人が死亡しました。今回の嵐は4回目で、前3回を上回る人的被害が出ています。

 同州のレイテ知事は「州最大の気候災害だ」と述べ、被災者は82,500人に上っています。被災者の13,300人は避難所に避難、69,200人は家を無くし、家族や友人の家に身を寄せています。