ブラジルのメディアによると、ヨハネスブルグで行われているBRICS首脳会議は24日、新メンバーを発表しました。新たにアルゼンチン、イラン、サウジアラビア、エジプト、エチオピア、アラブ首長国連邦6カ国が来年1月1日から参加します。
今回の会議ではブロックの拡大が最重要議題とされていたもので、各国首脳が合意に達し、6カ国の加入が認められました。ルーラ大統領は以前から、ブロックの拡大に賛成を表明しており、アルゼンチンの加盟に積極的でした。会議には、ブラジル、南アフリカ、中国、インドの首脳が出席し、ロシアのプーチン大統領はビデオ参加しました。
BRICSのGDPは現在、購買力で世界のGDPの36％、世界人口の46％を占めています。南アフリカ政府関係者によると、40カ国以上がBRICSへの加盟に関心を示しており、22カ国が正式に加盟を希望しています。ルーラ大統領は「加盟希望の国が多いことは、新しい世界経済秩序の探求がいかに適切であるかを示している」と指摘しました。
