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ブラジルで報道された巨大台風の日本接近

 ブラジルメディアによると、「前例のない」危険な台風が18日、九州に上陸する可能性があり、数十万人に避難勧告が出されました。風速は270km/hに達し、わずか24時間で500mmもの雨が降る地域もあると指摘しています。九州は、日本の主要な列島を構成する4つの島の最南端に位置し、1300万人以上の人が住んでいます。

 台風は九州に上陸すると、北東に進み、日本の中央部を通過して東京に向かう見込みです。上陸後も台風の勢力は、それほど衰えないと見られています。

 日本の気象庁は17日の記者会見で、「未曾有の高波、高潮、記録的な大雨の危険性がある」と語りました。今回の台風は、14人の死者を出した2018年の台風や、2019年に広範囲で停電を引き起こした台風を上回る可能性があると指摘する関係者もいます。

 この情報は、BBCニュースによるとしています。