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桜島の噴火を報道

 ブラジルのメディアが24日付で、「日本列島で火山が噴火」と大きく報じています。メディアによると、24日、九州の火山が噴火し、頭上に黒煙が立ち上っていますが、被害や負傷者はいないもようです。象庁によると、九州の南端、鹿児島市の近くにある桜島という火山が噴火したと発表しました。

 NHKは、火山から2.5キロ離れた場所で火山岩が落下したと報道し、噴火警戒レベルは最高の5まで引き上げられ、一部の地域では避難勧告が出されたとしています。NHKは、51人が避難していると報じています。

 桜島は日本で最も活発な火山の一つで、定期的に様々なレベルの噴火が起きています。2019年には、高さ5.5kmの火山灰を噴出しました。

 磯崎内閣官房副長官は記者会見で、「日曜日の噴火による被害は報告されていない」と述べました。原子力規制当局は、火山から約50kmの距離にある川内原子力発電所で異常は検出されなかったと発表しました。

ビデオ映像では、火山の片側から赤い塊のようなものが降りてきて、赤い弾丸が上に向かって発射されている様子が映し出されています。