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ブラジル市民院が連邦政府を告発

 ブラジルのメディアによると、ブラジル市民院は25日、ボルソナロ政権の新型コロナに関する告発状をポータルサイト「UOL」で公開しました。告発状には「予防キャンペーンを推進しなかった」「科学的証拠のない早期治療を推進した」「無対策のため変異株の震源地になった」など23件の誤った政策を指摘、批判しています。

 この告発状はコロナ禍議会調査委員会(CPI)の調査資料として作成されたもので、同委員会の協力要請で収集した情報が記載されています。特にワクチン購入における政府の過失、伝染を防ぐための具体策の欠如などが強調されています。

 資料は25日にCPI日送付済みです。こうした情報を元に上院のCPIは27日に開かれます。