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中米アンギラがロックダウン

 ブラジルのメディアによると、カリブ海にあるイギリス領アンギラ自治政府は22日、新型コロナ感染者30人(人口は15,000人)を確認、隔離するとともに、2週間のロックダウンを発出しました。保健当局は、感染経路の調査を始めています。

 自治政府は、感染者と接触した人全員を隔離、検査を行っています。同島当局によると、重要な仕事に就いている人の外出は認められていますが、不要不急なサービスや集会は14日間禁止されています。また、旅行者が利用する港と空港も閉鎖されましたが、島外への出発は可能です。

 同政府によると、コロナの流行が始まってから、感染者は30人しか確認していません。ワクチン接種も成人人口のほぼ半数が1回目を終えています。

 アンギラサンゴ礁からなる平坦な地形の島で、周囲には美しいビーチが多数あるリゾート地です。島周辺のスクラブ島、ドッグ島、プリックリー・ペア諸島、シール島、サンデー島、アンギリータ島、ソンブレロ島などもアンギラに所属しています。