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アルゼンチン女性が60歳でミスコンテストに出場

 60歳のモデルがミス・ユニバース・アルゼンチン賞を争ったと話題になっています。ブラジルのメディア25日付によると、話題の主は4月にブエノスアイレス州ミス・ユニバースで優勝し州代表に選ばれた60歳のアレハンドラ・ロドリゲスさんです。残念ながら、ミス・ユニバース・アルゼンチンを選ぶ全国大会では栄冠を手に出来ませんでした。

 ミス・ユニバース・アルゼンチン大会は参加者の年齢制限なしで開催される全国美人コンテストで、最終候補に臨んだのは18歳から60歳までの女性で、アレハンドラさんは大会最年長でした。彼女以外は18歳から40歳までの女性たちでした。

 自然、太陽、静けさ、海の前に座って波の音を聞き瞑想、動物が好きだというアレハンドラさんは弁護士、ジャーナリスト、モデルの肩書を持ち、「いつでも可能です」というのをモットーにしているとか。この精神で60歳でブエノスアイレス州大会に出場しました。ブエノスアイレス都市圏のラプラタ市に住む働く独身女性です。

 アレハンドラさんは、2000 年に国立ラプラタ大学でジャーナリズムと法学を学び卒業、現在はブエノスアイレス州保健省に関連する病院で弁護士として働いています。家族法民法の分野におけるリベラルな弁護士として知られていると言います。

 彼女は24日のテレビのインタビューに「大会への出場は挑戦のように思え、非常に興味を覚えた。考えに考えた末の決断だった」と出場理由を語っています。また、地元新聞に「健康的な食べ物、できればオーガニックの食べ物を摂取すること」と老化を避ける秘訣を話しています。