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ブラジルの鉱山で発見された貴重な石が1億7,500万レアル

 ブラジルのメディアによると、バイーア州北部のミナ・カルナイバで発見された貴重な石(緑のエメラルドと黒い宝石を含む)が28日、カンピナス市(サンパウロ州)で開かれた連邦歳入庁のオークションで1億7,500万レアルで落札されました。

 貴石は高さ60センチ、幅20センチ、奥行き20センチ、重さ137キロで、連邦歳入庁が提示したオークションでの最低入札額は1億1500万レアルでした

 同石の地質学的技術報告書では、この価格設定は宝飾品市場向けの宝石の評価方法に従っておらず、「その稀少性と独特の美しさを考慮する」とコレクター、博物館、大学にとって大きな商業的価値があり、価格設定が低すぎるとの批判もありました。

 同技術報告書によると、石の価値は3,000万米ドルから5,000万米ドルの間であり、現在の価格で1億5,400万レアルから2億5,600万レアルに相当すると指摘しています。エメラルドの価値は5億レアルもするとの報告も付記しています。