中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

ブラジルの大統領選、ルーラ候補がリード

 「Folha de S.Paulo」紙が23日付で報じたダタフォーリャ研究所の「2022年大統領選挙投票動向調査」によると、ルーラ候補(元大統領)がボルソナロ候補(現大統領)を23ポイントリードし、前回調査と大きな変化は見られませんでした。調査は、6月22日と23日にブラジルの181都市で2,556人を対象に行われました。

 第1回目の投票ではルーラ候補が47%、ボルソナロ候補が28%の票を獲得し、決選投票になった場合はルーラ候補が57%、ボルソナロ候補が34%を獲得、ルーラ候補勝利の可能性が高い結果になっています。同研究所5月の調査では、ルーラ候補が58%、ボルソナロ候補が33%で、その差は25ポイントでした。この差は誤差の範囲内で、大きな変化はないとされています。

 決選投票の投票動向は以下のようになっています。
 ルーラ(PT):57%(前回調査:58)
 ボルソナロ(PL):34%(前回調査:33)
 空白・無記入・なし:8%(前回8%)。
 わからない:1%(前回1%)。

 なお、第1回目投票での各候補の票獲得予想は以下の通りです。
 ルーラ(PT):47%(前回48%)。
 ボルソナロ(PL):28%(前回27)
 シロ・ゴメス(PDT):8%(前回7%)。
 アンドレ・ジャノネス(Avante):2%(前回2%)。
 シモーヌ・テベト(MDB):1%(前回2%)。
 などとなっています。