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コロンビアで、飛行機墜落から40日目に子どもたち救出

 ブラジルのメディアが1日にコロンビアのアマゾンで小型飛行機が墜落、乗っていた子ども4人が1カ月経っても行方がわからないと報じましたが、9日になって4人の子どもたちが40日ぶりに生存を確認されたと報じました。コロンビアの報道機関やグスタボ・ペトロ・コロンビア大統領も確認しているといいます。

 発見したのはコロンビア軍と先住民族からなる捜索隊で、ペトロ大統領はSNSで「40日前にコロンビアのジャングルで行方不明になっていた4人の子どもたちが生きて帰ってきた。国全体の喜びだ」と救出を発表しました。同乗していた母親とパイロットを含む大人3人は墜落直後の捜索で死亡が確認されていました。

 捜索隊は、これまでにおむつ、哺乳瓶のふた、はさみ、哺乳瓶、かじったパッションフルーツを見つけ、事故現場から5キロ離れたところで子どもたちの足跡を発見するなどしており、生存を信じ捜索を続けていました。

 救出された子どもたちの健康状態については詳しい情報がなく、ただ医師の治療を受けているというだけです。テレビではこの救出劇を速報、捜索隊が子どもたちに水を与えたりしている様子の写真を報じています。