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駐ブラジル米国大使にエリザベス・バグレー氏

 ブラジルのメディアによると、米国上院は14日、駐ブラジル新大使にエリザベス・バグレー氏を承認しました。米国政府は1月、バグリー氏を指名していましたが、12月になって米国上院で正式に承認されたものです。6月の米上院外交委員会では、過去のバグリー氏の発言が「反ユダヤ主義的」と問題視され、却下されていました。

 今回の承認は、バグリー氏が「あの発言は間違っていた。今は違う考えだ」と訂正して承認に漕ぎ着けました。

 上院への提出資料によると、新大使のバグリー氏は国務省で20年以上の外交官の経験を積み、イスラエルとエジプトの和平を成立させたキャンプデービッド合意で補佐役を務めていました。ビル・クリントン米大統領時代には駐ポルトガル大使を務め、マドレーン・オルブライト国務長官のアドバイザーを務めていたこともあります。