ブラジルのメディアによると、サンパウロ市のコンゴーニャス空港で9日、小型機の事故が起き、15州と連邦直轄区へのフライト便が影響をうけ、遅れとキャンセルが続出しました。この事故でけが人などはありませんでした。
事故で滑走路は数時間にわたって封鎖され、サンパウロ以外の21都市の空港を発着する140便(到着67便、出発73便)が欠航しました。この間、国内で2番目に旅客数の多い空港とあって空港ロビーは大混雑しました。
同空港によると、事故は滑走路に着陸した小型機のタイヤがパンクしたもので、それを移動させるのに手間取り、事故から再開されるまで9時間もかかりました。
各航空会社はコンゴーニャス空港を出発地、乗り継ぎ地、目的地とする国内線の利用客は、無料で旅行を延期またはキャンセル、チケットの全額払い戻しなどに応じると発表しました。