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グアルーリョス国際空港の乗降客数が過去最多

 21日付国内メディアによると、ブラジルの空の玄関口であるグアルーリョス国際空港(サンパウロ州)の年間乗降客数が昨年、過去最多を記録しました。同空港を管理・運営するGRUエアポート社が発表したもので、これまでブラジルでサッカー・ワールドカップが開催された2014年の乗降客数(3950万人)が最多でしたが、18年の乗降客数はこれを260万人上回る4210万人を記録しました。内訳は、国内線の乗降客が2730万人、国際線の客が1480万人でした。

 グアルーリョス国際空港は1日平均の発着回数が830回、1日平均の乗降客数が12万人という南米最大の空港で、昨年12月からは視界良好時に限り、2本の滑走路を使った同時離着陸の運用を開始しています。空港管理会社によると、同時離着陸の運用は空中および地上での航空機の待機時間の短縮、二酸化炭素排出量の削減、フライト定時性の向上につながる、としています。